EC購入率が0.2%にとどまる理由と改善策
とみます(@20tomimasu)です。
くー、
閲覧数は多いのに購入率が0.2%しかない…
なぜ、購入率(CVR)がこんなにも低いのか。
考えられる要因と、その解決策を整理していきます。
購入率が低い理由は?
一般的なECの平均購入率は、
- 1〜3%
と言われる。
それと比べると、かなり低めで。(泣
ざっと、理由を考えてみる。
第一印象が弱い
商品ページを開いた瞬間の3秒で「刺さらない」場合、ほぼ離脱する。
写真の統一感、価値の提示順、冒頭文のインパクトなどを見直す。
価値より先に価格が目に入る
商品に込めたストーリー、制作過程、使用後の未来が伝わっていないと、
「価格だけが強調され、価値が不足して見える」状態になる。
購入時の不安が解消されていない
サイズ感、素材、耐久性、梱包、保証、使用例などの情報が不足している?
とくに一点もの・オリジナル作品では安心材料が購入率を大きく左右する。
ターゲット外の流入が多い
SNSの拡散運用により、商品に興味のない層が大量流入したか?
閲覧数が無意味に膨らみ購入率が下がったかも。
購入率を改善するために
CVRを最も大きく変えるのは、商品ページそのものの改善。
冒頭で核心、短く提示する
最初に伝えるべきは価格ではなく価値。
デザイン思想、独自性、物語性、使用メリットなど、魅力の根幹を冒頭で提示してみようか。
使用シーンを視覚化する
ユーザーが「購入後の未来」を想像できたときに購買は発生する。
飾り方、配置例、Before/After、他ユーザーの投稿、レビューなどはCVR向上に直結する。
制作過程・こだわりの明文化
クリエイターの顔が見える情報は、オリジナル作品において強力な付加価値になる。
試作品の記録や改善ログ、素材選択の理由などを載せることで、価格に対する納得感が高まる。
不安要素を事前に解消する
梱包写真、保証内容、素材の扱い方、注意点、個体差の説明などを丁寧に提示する。迷いの原因を取り除く。
ターゲット導線とブランド体験の強化
商品ページを改善したうえで、さらに、導線と世界観を整えていく。
SNS⇔ECの“温度差”をなくす
SNSで伝えたストーリーや盛り上がりがECに反映されていない場合、ユーザーの熱量が落ちて離脱する。
SNS投稿から商品ページに着地した瞬間、同じ文脈・興奮が続くように設計していこうかー
限定性と継続性を打ち出す
販売数の明記、EC限定仕様、シリーズ展開、シリアルナンバー、再販未定など、希少性の演出に努力する。
ブランド世界観への“参加体験”を用意する
購入者紹介、ギャラリー、購入特典など、ユーザーが物語に参加できる仕組みを仕掛ける。
世界観型ブランドなので、ここを強化しないとなぁ。
おわりに
以上「EC購入率が0.2%にとどまる理由と改善策」でした。
まずは、商品ページの構成、SNSとの連携、限定性の設計を見直していければ。
何としてでもECは攻略していきたい…!
それでは、また。
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