とみます(@20tomimasu)です。

3Dプリンタービジネスを始めると、多くの人が直面するのが家にモノがあふれる問題。

完成品、試作品、失敗作、梱包材、フィラメントの残り。

気づけば生活空間が作業場に侵食されていく…

3Dプリンター事業特有の構造について。

試作と失敗がモノを生む

3Dプリンターは、試作を前提としたものづくり。

寸法調整、強度確認、造形条件の最適化など、完成までに複数回の出力が発生する。

その過程で、

• 使われない試作品
• わずかな不具合で弾かれた出力物
• 検証用として残されたサンプル

が自然と蓄積し。

データは軽いが、出力物は確実に物理空間を占拠するのだ…

データがモノに変わる瞬間

3Dプリントは、必要なときに作れることが強みではあるものの、

販売やイベントが絡むと、その強みは一転する。

• すぐ発送できるように
• イベントで欠品しないように
• 注文が来たら止めずに回すために

気づけば、念のため…の在庫が増えていくのよね。

データで持てるはずの在庫が、

安心感と引き換えに実物へ変換され、家のスペースを圧迫しており。泣

【対策】モノを減らす仕組み

要らないものを、メルカリで売る。

これは正解だが、それすらも手間と感じてしまうのよね。

あと、明らかに売れないものもあるし。受注元の業者ロゴが入っているとか。

そこで、

家にモノがあふれないために、仕組みでなんとかしてきたいもの。

たとえば、

• 試作品は、一定期間で処分するルールを決める
• 受注生産と、在庫販売を明確に分ける
• 完成品の保管量に、上限を設ける
• 素材や色数を絞り、管理対象を減らす

だとか?

• 作れるから作る

をやめ、

• 置ける量だけ作る

方針にしたいね。

生活空間と事業のバランスを保っていければ。

おわりに

以上「3Dスモビジ、家にモノがあふれる理由」でした。

3Dプリンタは、放っておくと確実にモノが増える。

年末だし、不要なものは、どんどん捨てていこう。

来年への準備を進めていければ。

それでは、また。