3Dプリントライセンス販売のメリットデメリット
とみます(@20tomimasu)です。
ライセンス販売させてくれないか?
という依頼が増えてきました。
デザインが広く認知されて嬉しい一方で、
デメリットを念頭に考えておきます。
ライセンス販売のメリット
- 在庫リスクなしで流通を拡大できる
造形・販売はショップ側が担うため、権利者は在庫や物流の固定費を負わずに販路を増やせる。
- ロイヤリティやサブスクで収益の平準化が進む
定額(サブスク)により、季節変動のブレを抑えやすい。
- 地域露出・UGCの拡大
対面販売の写真・レビューが自然に増え、ブランド検索やSNS上の二次波及が起こりやすい。
- 市場テストの速度向上
サイズ違い・素材違い・価格弾力性など、複数ショップからの販売データが短期で集まる。
- B2Bパイプの発見
個人ショップが中長期で成長すると、将来の卸・共同企画へ発展する余地が生まれる。
ライセンス販売のデメリット
- 運用・監視コストの増大
契約管理、販売実績報告の確認、ブランドガイドライン順守チェックが継続的に発生する。
- 品質ばらつきによるブランド毀損リスク
積層痕・反り・脆弱部位などの仕上げ品質が安定しないと、同一ブランド評価が落ちる可能性がある。
- 価格崩れ(ディスカウント競争)の誘発
最低販売価格(MAP)が無い場合、値下げ競争が横展開し、正規直販も含めて利益率が劣化する。
- 知財漏えい・無許諾横行の火種
写真・データの扱いが甘い相手だと、STLの意図せぬ流出や“二次配布未遂”の芽が生まれる。
- クレーム矛先の混同
製造・販売責任はショップ側であるにもかかわらず、ブランド本体に苦情が到達しがちである。
かなりリスクも健在しているのよね。
特に、SNSのDMベースで依頼が来るので、相手の信頼性を見極める必要があり。
となると、安くライセンス販売してはダメやね。
変な虫が寄ってくるので。
今は検証価格として、
実際に、どんな問題が発生するかを確認していければ。
おわりに
以上「3Dプリントライセンス販売のメリットデメリット」でした。
ライセンス依頼を受けることは、
流通拡大と継続収益の機会をもたらす一方、品質・価格・順守のコントロールを誤るとブランド価値を毀損する。
その辺のバランスを見極めつつ、小規模の段階からライセンス展開を運用していければ。
それでは、また。
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