とみます(@20tomimasu)です。
暑いですね。
毎年、気温が上昇しているような気がします。
これまで、3Dプリンターによる造形では、PLAフィラメントを使用していましたが、造形物を屋外で使用することもあり。
なんと、PLAで製作した作品の一部が、暑さと直射日光で湾曲してしまいました…
対策を考えていきます。
PLAは屋外使用に向かない
- PLA (Poly Lactic Acid)…ポリ乳酸
このPLA樹脂は、3Dプリンターで最もよく使われる素材だ。
もともと、ABSの代わりとなる目的で開発された。
が、
- 熱に弱い
- 後加工しにくい
といった弱点があり。
今まで、このPLAしか使ってこなかったが、
いよいよ、他の素材を検討する時が来たか…
というのも、
屋外の直射日光に当たるところに置いておくと、一部分が曲がってしまい。(反る。)
実験用に、黒と白を置いていたが、黒の方が変形しやすかった。
おそらく、黒は光を吸収するので、より温度が上昇したと思われる。
色を変えることで、対処できる場合もあるが、
用途に合わせて適切な材料選びができるように、他の素材も検討していこう。
ABSよりもASAがオススメ
引用…Bambu ASA は 100°C の温度でも形状を維持できます。
BambuLabの説明が一番分かりやすかった。
同じページに、スペック表が書かれており↓
引用…パラメータの比較
ABSとASAの違いは、
印刷時の臭いと、耐熱性と理解した。
ASAの方が、成形時の刺激臭が薄いそうで。
さらに、耐熱性は、ABSよりも高く。
うむうむ。
ASAの方が良さそうね。
ちなみに、
- ABSやASAは、A1miniでは非推奨で、P1Sで使用できる。
- PCは、A1miniやP1Sでは非推奨で、X1で使用できると。
ちょうど、P1Sが1台あるので、
そのまま、造形の検証も行けそうだ。
ASAフィラメントとしてOVERTURE製を購入
↑コスパが一番良さそうと判断した。
Bambuのフィラメントデータベースに、Overtureが入っているのもGood。
価格も安く、これくらいの価格であれば、常時運用も行けそうだ。
ところが…
黒色が売っていない?!
あ、この前のプライムデーセールで、無くなったか…
ちなみに、USアマゾンでは販売されていたので、在庫切れとみている。
たまに、フィラメント色の選択肢が消えるんよね。
安く売っているときに、大量に買うに尽きる。
仕方がないので、
とりあえず、黄色、白、茶色を購入した。
(色の組み合わせ的に、この3色かなと。)
あと、納品日が1週間後と遅いね。
やはり、先日のプライムデーセールの影響か…
タイミング的に悪くなってしまったけど、致し方なし。
購入して、猛暑が続く内に、検証していければ。
あ、黒のABSも買っておこうかー
おわりに
以上「PLAが猛暑で曲がった…ABSやASAフィラメントを検討する」でした。
最近は本当に暑いですね。
人間もおかしくなってしまわないように、冷所で過ごすに尽きますね。
熱中症にお気をつけて。
それでは、また。