とみます(@20tomimasu)です。
便宜的に「AI運用」と呼んできた3つの運用。
正確にいうと「ロボアドバイザー」および「自動売買」なので、学習能力(Deep Learning)的な要素は、まだ? 無いので、予めご留意ください。
合計「50万円」を投下し↓
- ①THEO 10万円
- ②WaelthNavi 10万円
- ③トライオートETF 30万円。
その結果、および、そこから得られた知見を基に、今後の運用方法について、まとめておきます。
S&P500の値動き
まず、これらの主役となる、米国株式市場の大きな流れを確認しておこう。
米国の証券所に上場している「500銘柄」の平均「S&P500」の日足がこれ↓
引用…https://jp.tradingview.com/chart/
今年2月まで、長い間、上昇トレンドが続いた。
ところが、2月のVIXショックを皮切りに、調整局面を迎えている。
パッと見、ここ4ヵ月間は「レンジ相場」のよう。
そして、この「AI運用」。
始めてから、3ヵ月が経つが、構成される「ポートフォリオ」および「自動売買」を見る限り、どのタイミングで始めるかがとても大事だと。
4月9日「青い」レ点で示したところが、エントリーポイントだ。
ボックス圏のちょうど下の抵抗線があるようなところ。
それが功を奏し、結果的に、プラスになったと言える。
単純に、自分の好きなタイミングで行うと、痛い目を見るんじゃないのかな。
たとえば、6月中旬辺りに、始めたりだとか。
確かに、もともとの設計指針が「長期運用」としているサービス。
なので、小さい値幅を気にしても意味がないのかもしれない。
なんだけど、「含み損が続く状態」を好きな人はいないよね。
特に、元手の少ない20代会社員のお金を「ロボアドバイザー」および「自動売買」に投下するのは危険だと、感じたので、まとめておく。
それぞれの運用結果をみていこう。
①THEO
THEOに入金し、自分に合った運用を選択すると、勝手に銘柄を最適化してくれる。
今回は「グロース100%」と、最もアクティブな運用にしている↓
その時の実際のポートフォリオがこんな感じ↓
- VTV (米国の大型の割安株)
- VPL (アジア)
- VOT (米国の中型の成長株)
- EWJ (日本)
- VOE (米国の中型の割安株)
- EPI (インド)
- EWT (台湾)
- EPP (日本を除くアジア)
といったところ。
パッと見、分散されているし「VTV」を多く保有していることから、さすがだなと思いつつも…
円での含み益が↓
+2,293円。
ドルベースでは↓
「-9.38 USD」のマイナスという結果に。
うーん、イマイチ。
新興国が足を引っ張ている。
せっかくの上昇トレンドに乗れたのに、この程度なのである。
一方、同じようなロボアドバイザーの「WealthNavi」はどうだろうか。
②WealthNavi
まず、ポートフォリオがこんな感じ。
ちなみに、プランは、最もアクティブな運用を選んでいる↓
- VTI (米国)
- VEA (日欧)
- VWO (新興国)
- AGG (米債券)
- GLD (金)
- IYR (不動産)
- 現金
だ。
銘柄が重ならい辺りは、互いに意識しているのかな。w
こっちの方が「保守」が効いている感じはする。
(THEOのように、グロース100%はできない。)
結果↓
円で「+1,946円」。
ドルで「-10.97 USD」という結果に。
うーん、イマイチ。
「為替」の影響がなければ、両方とも、マイナスやんけ。
ってことで、
今回のように、たとえ、局所的な上昇トレンドに乗れたとしても、ロボアドバイザーの結果は「-10 USD/3ヵ月」程度だということがわかった。
①THEO ②WealthNavi 一旦、辞めます
国を分散することで、逆に、新興国が足を引っ張ることになってしまった。
リスクは分散されるが、利益も分散されることを、肝に銘じておこう。
投資の初心者にとっては、ポートフォリオの組み方など、参考になるかもしれない。
だが、この結果を見る限りは、とてもじゃないけど、良い投資とは言えない。
むしろ、追加投資(積立)なんて、恐ろしくて、できない。
口座内での「現金ポジションへの変更」は、できなさそうなので、一旦「全額出金」を行うことにした。2つとも。
(THEOの場合、解約になるらしい。)
今年11月は、米中間選挙もある。
18年後半に向けて、株を持つこと自体が「危険」な気がするので、ここは、潔く「撤退」する。
暴落が終わった後に、再開するくらいが良いかもね(*´▽`*)。
そして、最後に、トライオートETF↓
③トライオートETF
これが一番、利益を出してくれた↓
3ケ月で、+約2万円。
- 4月…8,817円 (+2.9%)
- 5月…6,442円 (+2.1%)
- 6月…5,815円 (+1.9%)
月利「+2%」という、とんでもない結果に。
私が得意とする「日経225オプション取引」の運用利回り程である。
「それだけ、リスクが高い」って言いたいんだけど、伝わるかな?
これ、初心者には、おススメできない。
ちなみに、「ナスダック100トリプレット」(TQQQ)を選択した。
まず、2017年からの値動きを見ていこう↓
2017年は、超「上昇トレンド」。
~2017年に、始めれれば最高だった。
ところが、私が始めたのは、3ヵ月前。
ちょうど、調整局面。「レンジ相場」だったんだよね↓
青いレ点がエントリーポイント。
そして、6月22日、ノーポジションに。
うまいこと「上昇トレンド」に、エントリーできたから、たまたま利益が出た、としか言いようがない。
MACDのクロスが、かなり参考になった。
そして、何よりこの経験で得たことは、ポジションを持ち続けてはいけない、ということ。
自動売買のスイッチを、付けっぱなしにしてはいけない。
特に、今の、ボックス相場では。
(あるいは、これからの下落トレンド? )
もし、判断が遅れていたら、含み損が出てしまい、利益は減ってしまっていただろう。
そして、この銘柄は「ナスダック100」つまり「ナスダックに上場している、金融を除く100銘柄の平均」の「3倍」の値動きをする。
よく悪くも、地雷を踏む可能性が高い。
特に、今は「トランプ爆弾」。
このトライオートETFのアルゴリズムは「買い戦略」をベースにしているので、何かあったときのヘッジができない。
自分で、何とかする必要があり、それを、投資初心者がどうこうするのは、とても難しい。
なので、このまま「スイッチオフ」の状態を継続。
ノーポジションを継続することを判断した。
ロボアドバイザー+自動売買の今後の運用方法
兎にも角にも、
- THEO → 全額出金
- WealthNavi → 全額出金
- トライオートETF →ポジションを持たないことを継続
することにした。
「ロボアドバイザー」および「自動売買」の「主軸の米国株の値動き」が「調整局面」を迎えている以上、むやみに、エントリーすることはしないことに。
一見、これらの運用方法は「お金を投下すれば、放置でオッケー」と見えるが、景気の状況下に、強く依存するように見えた。
前提として、
- 株は上がる
この前提条件が崩れ去ったとき、痛手を負うことになる。
そして、それが起きそうだと。w
(根拠はない。勘だ(`・ω・´)。
まあ、起きる、起きないにしても、
値動きの変動に対して、優位性を持って、取引できる方が、自分に合っているのかも。
自動の場合、どうしても、個人の融通が効かなくなるので。(´・ω・`)ソリャソウダ。
そして「株式」あるいは「ペーパー」範囲内での分散投資なので、金融ショックで、一瞬で壊滅する可能性がある。
(含み損を抱えて待つ?)
その対策として、
- 株式だけでなく、
- 不動産
- 仮想通貨?
- 他人のビジネス (ソーシャルレンディング? 社債とか? )
- 自分のビジネス (ブログとか? )
など、資産を分散するのが大事かと。
そして、来たる? 金融ショックに、備え、次なる仕掛けを準備しておこう。
個人的には「VIX」だと。
ゼミメンバーの「くじらっきーさん」の記事を参考にしてほしい。
>>【VIX関連銘柄】米国VIの売買戦略!利益を狙うには?来たるべきチャンスに備えよう
今回「AI運用」に回していた「50万円」を、VIXの証拠金に回すことにした。
おわりに
以上「【18年06月】THEO、WealthNavi、トライオートETFの運用結果を鑑みて、今後の運用を「見送り」」でした。
結果的に、3ヵ月間の運用で「見送ること」を決定。
何だかんだ言って、市況に左右されるんじゃないかなと、判断しました。
確かに、数年、数十年の単位で見れば、増えていくのかもしれません。
が、限られた20代の資金がロックされる(使えなくなる)という、デメリットも存在します。
資産とは、自分のポケットにお金をいれるもの。
できれば毎月の収入を得たい。
もう一度、原点に戻り、出直します。
少ない元手ですが、より「お金」を有効活用できるように、これからも、日々、自分アップデートを続けていきます。
読者にも、幸あれ~
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主に、ブログ更新のお知らせです。
おかげさまで「615名」を超えました。
いつもありがとうございます。
これからもガンガン発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
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それで、また。
勉強になりました。 とみますさんのおかげでトライオートETFでの運用を見送ることが出来資産を減らさずにすみました! WealthNaviとTHEOは僕は様子を見たいので、 投資しときます。