とみます(@20tomimasu)です。

誰でも簡単に、フィギュアが作れる時代。

ここに共創という、AIにできない要素を盛り込んでみたところ…

想定を遥かに超える、110人が参加することに。

ちょっとだけ振り返ります。

誰でも簡単にフィギュアが作れるようになった

AIが描き、3Dプリンターが形にする。

技術が進化し、簡単に、誰でも、自分の意図するフィギュアが作れるようになった。

精密で美しく、短時間で出力されるフィギュアたち。

しかも、オリジナルティーがある。

今回、このAIフィギュアを利用しつつ、とある企画を実践してみた。

ちょっとした戦略を紹介しておこう。

作品に余白を残してみた

今回のAIフィギュアには、色を塗っていない。

意図的に、

• 完成の余白

をユーザーに託すという戦略にしてみた。

こうすることで、

• 完成させる体験

を、盛り込めるかなと。

当初は、

• ユーザーは、塗装された、完成品を求めている

と思っていたものの、

想定を超える反応があり。

10人くらいと思ったが、100人を超える企画となり。

あー、けっこう需要があるのかも。

• こんな便利なAI時代だからこそ、手間の掛かる体験が求められている?

と、新しい気づき。

AIではできない、自分だけの完成形

今のAIは、3Dデータを作れる。

が、どんな色を選ぶか、どう塗るか、手の温もりまでは再現できない。

• 自分だったら、どんな色にするだろう？

そんな想像が膨らむことが、人間ならではの創造性かと。

今回の企画を通して、

ユーザーと“共創”する、新しいアート体験を提案できたのかなと。

あと、完成品を飾る喜びももちろんあるが、

自分の手で仕上げたフィギュアには、特別な愛着を感じるものかと。

SNSの写真を通して、

作品が生き続けることを願いつつ。

おわりに

以上「AI時代における“共創”フィギュア」でした。

AIに働かせることと、AIにできないこと。

この妙味を作品や企画に盛り込むのが面白く。

モノ作りの楽しさを少しづつ広げていければ。

それでは、また。