2-18 行動ファイナンス
こんにちは、
今回は「行動ファイナンス」についてです。
以下の「ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて」を参照します。
まず、馴染みのない言葉ですので、定義を調べます。
「マーケットでの人間心理を扱うもの」を「行動ファイナンス」と呼ばれるらしいです。
次に、「どのようにこの言葉が生まれたのか」についてですが、
「行動ファイナンス」は比較的新しい学問領域であるそうです。
古典的な経済学では、
数学的に処理することができる経済モデルを作ることに主眼が置かれています。
しかし、実質的な経済学を上手く再現できなかったことも多かったため、
仮説・実証型の心理学的アプローチによって
経済学を再構築しようという試みから、
この言葉が生まれたそうです。
具体的にどんな行動ファイナンスがあるのか。
「行動ファイナンス理論」の中心的な概念に、
カーネマンの損失回避(プロスペクト)理論と呼ばれるものがあります。
これは
「人間は同額の利益から得る満足よりも、
損失から受ける苦痛のほうが大きい」
という原則だ。
例えば、株式では、
「いったん利益が発生すれば小心になって直ぐに利益を確定しようとし、
損失が発生すればむしろ認めたくなく、大胆になってリスクをとろうとする」
らしいです。
…凄くわかります。
それで、塩漬けにしてしまったことも、たびたびある…。
この場合、結果損をする確率が高くなることが、この本でも言われており、
心理に働きかける「損失回避」を意識する必要があることを学んだ。
「行動ファイナンス、使えるんじゃないの?」
と感じつつ、取り入れていきます。