とみます(@20tomimasu)です。
10年間お世話になりました!
昨日が最終出勤日でした。
一応、大手? 企業を10年間も勤務して、「大手にしかできないだろうなぁ」と思うことをつれづれと。
ざっと、3つ。
①数億円規模の案件を裁量で進めれる
ある程度の裁量を持って、数億円規模のプロジェクトを進めることができる。
もちろん、上司の監視やサポートの上、最終ゴールも決められているが。
その中でも、仕事の進め方や過程は、自分の判断に任せられる。
規模が大きい案件になると、~5億円レベルになることも。
個人の場合、
なかなかこの規模を経験する機会は少なそうで。
あと、会社だと、
- メンバーが多いためか、
- 他責にできるためか?
自身の責任感が薄まって、個人でやるよりも気が楽だったようにも。
個人の場合、数億円がのしかかると思うと気が引けるわ。
そんな性格な私が、会社だとできてしまうのは、不思議な感じである。
何はともあれ、一度は数億円のビジネスを動かした経験は、生きるかもね。
それだけ信頼関係を構築できた、ということで。
まあ、金額の大小は関係ない気もするが。
個人でも、数万円~の取引も大事であると思うので。
②大手企業との取引から将来の技術動向を読める
2つ目は、大手企業の取引先とお話ができる。
中堅~大手企業の顧客は、大手企業であることが多く。
ありがたいことに、
誰もが知るグローバル企業の多くと、技術的な議論をすることができた。
資料を作って、相手方の陣地でプレゼンする。
何よりも、相手の反応を見るのが楽しかった。
真摯に聞いてくれる企業もあれば、過去の関係性が悪く冷酷に聞き流す企業もあった。
この辺は十人十色だね。
何はともあれ、大手企業が何をしようとして、
今どんな課題を持っているのかを最前線で聞けたのは、醍醐味だったかな。
数年後に市場に出てくる技術アイテムを想定できるのは、自己を満足させた。
③スキルアップの環境が充実
3つ目は、スキルアップの環境が充実していたこと。
業務に関係していれば、個人的なスキルアップに対して協力的だった。
若く優秀な人が入ってくることも多く、(そういう人は直ぐに辞めちゃうけど。)
特にITスキルは、後輩に感化されて、身に付けれたと思う。
特に、Pythonを使って
- データ処理
- 重回帰分析
なんかは、自分で習得していく過程が楽しかった。
まあ、なかなか成果を受け入れられなかったが。w
良いモノを作るために、必要な説明変数を回帰して提案しているんだけどなぁ。
結局、競合他社が私の提案したモノに近いのを開発して、自社が慌ただしくなる…
のを見ていると、なんだかなぁと感じるもので。
それ以降、空虚な開発指針にウンザリするようになってしまい。(これはかなりの苦痛だよ。)
多分、スキルアップに伴って、環境も変えざるを得ないこともあるのかなと。
スキルアップに伴う弊害かもね。(笑
まあ、その環境が整備されていることに越したことは無く。
おわりに
以上「大企業にしかできない3つのこと」でした。
それぞれ、大規模案件、時代を読める、スキルアップでした。
一方で、大手企業ができないことも明確になり。
大手ができないことをやる、小規模ビジネスに生きそうですね。
またブログにしていければ。
それでは、また。