P1S大型モデルのサポート失敗ログ
とみます(@20tomimasu)です。
次のイベントに向けて、
大型モデルの造形に着手しています。
ところが、サポートが剥がれたり、造形が崩れたり、失敗の連続で。
BambuのP1Sのちょっとしたコツを残しておきます。
P1Sでの大型モデルにおける造形失敗
筐体がついていないと、
耐候性の高い素材を使うことができないので、
自ずとP1Sを使うことになるが…
かなり失敗しやすいのよね。
特に、横揺れや縦揺れ? に弱いのか、サポートが外れることも多く。
(剥がれやすい材質ということもあるが、
ノリを使っているので、揺れが原因だと考えている。)
しかも、造形の50~60%の途中で、
いきなりズレたりするから困ったもので。
特に、フィギュア系は、
腕や足が胴体に重なる時に起こりやすく。
サポートの閾値角度を上げればいいが、
サポート本数が増えて、造形後に取り外すのも大変なのよね。
そこで、スライサーソフトと睨めっこしているが…
スライサーソフトの設定コツ
これまで分かっているのは、
- 閾値角度30→35°→40°→45° (かなり高い方)
- ビルドプレートのみに、チェックを入れる
が良いかな。
もちろん、作るモノにも依るが。
前者は、まず30°で失敗したら、逐一、角度を増やしながら試していく。
大体、35°前後で上手くいくが、今回は苦労したね。かなり高めの45°だった。
(できるだけ少ない方がサポート材も少なく、取り外しやすいが、造形が失敗しやすい。
トレードオフの関係だね。)
後者は、上方の部位の造形失敗は少ないので、
造形ボディからサポートを生やさないようにする設計だ。
これを、オフにしておくと、サポート材が細かく奥の方に生成されてしまい、
バリ取りができねぇ…
なんてことを防ぐためだね。
条件出しを丁寧に
装置の条件出しは地味だが、
とても重要な工程なんよね。
一度、決めた条件は、使い回すことができるし、
他の造形にも役に立つことも多く。
最適化された条件ファイルは、財産よなぁと感じつつ。
今日もまた、3つくらい増やせたかな?
条件出しは、バリを取っている時に、気づくことが多いので、
まずは、試して、手を動かすしかなく。
結局は、失敗の数だけ、上達していくのだろうね。(フィラメント消費が辛いが。)
その中で、閾値角度にこだわってみてねん。
おわりに
以上「P1S大型モデルのサポート失敗ログ」でした。
条件出しが、3D造形を制する。
閾値角度の最適化を大切に。
それでは、また。
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