とみます(@20tomimasu)です。
米国株の投資ポートフォリオを模索中。
前回、バフェットがアップル株を40%以上を保有していることが分かった。
一方で、最近に、シェブロン(CVX)やオキシデンタル(OXY)の割合を増やしており。
石油株が熱いのだろうか?
調べた内容をメモしておきます。
バフェットの石油関連株の保有割合は
2023QIの報告によると、
- Electronic Computers: 46.44%
- National Commercial Banks: 10.18%
- Finance Services: 7.69%
- Beverages: 7.64%
- Petroleum Refining: 6.64% ←
ざっと、ここ数年は、石油関連株の保有割合は、6~7%を占めており。
アップル株に圧倒的に投資しているため、Electronic Computersが多く、
次に、銀行、金融、食品。
その次に、石油だね。
そこまで占める割合は多くないのだが…
過去のエクソンモービルの失敗で、石油株への投資は控えていたにも関わらず、
ここ最近は、積極的に買い増ししており↓
バフェットのCVXとOXY買い増し推移
昨日、バフェットが保有している株価ランキングを調べた。
- 5位に、CVX (シェブロン)
- 6位に、OXY (オキシデンタル)
と、連続で、石油株が続くんよね。
買い増しの推移を調べてみると↓
バフェットのCVX買い増し推移
引用…https://www.stratosphere.io/
バフェットのOXY買い増し推移
引用…https://www.stratosphere.io/
おー、コロナ禍が収束したくらいに、
新規に買って、買い増ししてきた経緯を確認できる。
なんで、そこまで石油株を買うのだろうか。
一応、石油価格の推移を確認しておこう↓
OILの値動き
引用…XMのMT4
コロナショックで急落し(10ドルを切った?)、その後114ドルまで上昇しており。
すごいチャートだな…。値動きが激しく、株価もボラティリティが高くなるかも?
石油価格が上昇すれば、石油株も上がりやすい傾向にあるそうで。
ちょうど今は、レンジ相場の中間くらいの位置にいるのかな。
まあ、打診買いはありかもしれない。
なぜ、彼は、石油株を買うのか?
バフェットが石油株を買う理由
バフェットが石油株を買う理由を調べてみると、
- 安定したキャッシュフローがある:石油産業は需要の安定性と高いキャッシュフローがある。エネルギーは現代社会において不可欠な要素であり、石油は広範な用途に利用される。
- 格安に評価されている:石油価格の低下や環境問題によるマーケットの不透明さにより、石油株の評価が低下している。バフェットは、低評価の石油株を長期的な投資機会と捉えている。
- 長期的な需要の見通し:将来の需要増加を予測している。これは、発展途上国の経済成長や交通需要の増加すると推測しているから。
- 分散投資:投資ポートフォリオを多様化することに重点を置いている。石油株は、彼のポートフォリオにおいて他の産業とのバランスを取るための一部となっている。
なるほどー。
確かに、今からの石油株の買いは、ありやね。
(キャッシュフローや現金が多いと、自社株買いで株価が上がる…)
ただ、彼は、分散投資の1つとして、取り入れている。
決して、全力でエントリーしていないことに注意だね。
自分のポートフォリオを見直して、
石油関連株の占める割合が少なければ、~10%くらいに調整するのが良いかもね。
その銘柄として、CVXとOXYを買う。
彼の運用を参考に、そんな運用方針を取り入れていこうかな。
おわりに
以上「バフェットが石油株を買う理由」でした。
決算時のキャッシュフローが良好、かつ現金が潤沢なので、
安定的な推移が見込めるだろう。
ただ、あくまでも分散投資の1つとして、
買うのを控えていた石油株を少しずつ増やしている、といったところですね。
自身のポートフォリオに、CVXとOXYを候補にしていければ。
それでは、また。