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コスパ学歴を読んで娘の学校攻略を考える

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

藤沢和希さんの新書「コスパで考える学歴攻略法」の評判が良いそうで。

早速、本を買って、読んでみました。

 

中学受験はダビスタなど、30代に刺さる文章が面白く。

3歳の娘がいづれ直面する進路を今のうちに考えておきます。

 

自分の学歴

 

子供の学歴攻略法として、一番参考になるのは、自身のケース。

自分がどんな環境で育ったかを、簡単に振り返っておこう。

 

  • 両親は高卒だったが、子育てに熱心だった。(今思うと本当に感謝だね!)
  • 小学生の時は、中学受験などの存在は全く知らず、遊んで過ごしていた。その中で、ミニバスケットボール(ミニバス)やそろばんなどの習い事は続いていた方だった。(ピアノや体操や野球などは続かなかった。)
  • 中学校は家から近い学校に進学。2年生くらい? から地元で有名な塾に通い始めた。
  • 中3になる前の春休み、初めての海外にホームステイへ(2週間ほど)。最初は恐怖でしかなかったが、楽しすぎて帰りたくなくなるほどだった。海外の学校の自由さに驚いた。
  • その後、地元の進学校に合格。高校時代は、通年の塾には通わず、春期講習などの期間休みの短期講座に参加した。(この頃から、自分から親にお願いするようになっていた。)
  • ただ、模試の結果は散々だった。理系クラス内で30位/40人くらいだった。部活引退後、なんとか盛り返し、そのクラスで20位くらいの成績になった。大学受験は、地方国立大学の理系学科に合格した。←進学校の理系クラスのレベルが高かったことに救われたね。
  • 大学時代は、留年しないように単位を取得しつつ、アルバイトでお金を貯めて、語学研修などの名目を利用して、海外での短期滞在を楽しんで過ごした。
  • 大4になってから、研究の面白さに気づかされ、さらに大学院へ進学。修士前期課程を修了後、院卒でメーカーに就職した。

 

といった感じ。

自営業の両親で貧乏だったものの、子育ては熱心で、色々と経験させてもらったね。

その経験値がアクティブな性格に繋がっていると思われる。

振り返ってみると、高校の環境が良かったので、中学時の高校受験が肝のような気が。

 

この本に、出身大学別平均年収ランキングが載っていたので↓

引用…コスパで考える学歴攻略法 表1-3

 

お、Top50位内には、入っているのね。

平均年齢33歳と、ちょうど私の年齢やん。

ここに記載された年収は、私の場合の院卒なども鑑みて、妥当な印象で。

 

娘に対しては、No1の東京大学と言わないまでも、

ここに掲載されているような大学に行って貰えたらラッキーくらいで構えておけば良いのかな。

 

一方で、この本には、

  • 中学受験 (中高一貫校)

という言葉が出てくる。

 

親が「金は無い!! 」とよく言っていたので、公立コースしか選択肢しかなかったのだが…

これは何ぞや。

 

中学受験はダビスタ並みに金と手間がかかる

 

ダービースタリオン。

親の世代なら、一度は聞いたことがあるだろう。

 

競馬シミュレーションのゲームで、良い馬を生ませて、調教して、レースに勝たせると。

なかなか手のかかるゲームなのだが、これが中学受験に似ているそうで。w

 

個人的に気になっていたのは、中学受験をする場合の金額面。

稀に塾に行かないで、親の教育で中学受験を成功する場合もあるが、これは、ほぼ都市伝説レベルらしい。w

 

結局、大手塾に通わせるのが、一番コスパが良く、その場合で、

  • 小4…年50万円
  • 小5…年80万円
  • 小6…年120万円

計250万円。

あとは、交通費などもあるので、

  • 300万円

が必要とのことで。

 

しかも、私立の学校に合格したら、600万円/6年間くらい掛かるので、ざっくり1000万円が掛かると。

お、おう…けっこうな金額で。

 

さらに、並大抵の努力では、合格が難しく、親子全力で、突破を目指す必要があるらしい。

中には、不和な関係になったりする場合もあるとのことで。

 

うーん、これはキツイな。w

金銭的にも、手間的にも魅力を感じないので、高校受験で良いのかな。

 

公立中学からの公立高校がオススメ

 

まず、公立中学コースは、圧倒的に安い。

しかも、日本の公立学校の教育は、大変優れているとのこと。

 

無理をして中学受験をしないで、余った教育資金を高校受験のための塾1年、予備校1年、あとは短期留学くらいに回す方がお得とのこと。

なるほどぉぉ。

 

まさに、私の親の教育指針は、理に適っていたのか。

 

ざっくり、

  • 私立中高一貫校の場合、公立と比べて偏差値3高くなる

くらいらしい。それに1000万円を投じるかどうかが、判断基準となるのか。

 

まあ、普通の家庭の場合、中学受験は見送っても良さそうね。w

ということで、娘が強く志望しない限りは、公立中学→公立高校が無難と理解した。

 

公立の場合の必要金額を、ネットで調べると、

  • 年50万円

とあったので、

  • 6年間で300万円

を用意しておけば、最低ラインはクリアだね。

 

あとは、塾代などの+αがあると良いのかな。

教育費って具体的なイメージが湧かないので、大変参考になり。

 

おわりに

 

以上「コスパ学歴を読んで娘の学校攻略を考える」でした。

 

少なくとも、公立学校以外に考えなければならないタイミングは、中学に入ってからで良さそうで。

幼稚園の今は、色々と遊びながら体験させ、娘の判断を尊重していければいいのかな。

 

色々と情報が錯綜して悩みますが、この本を読むことでスッキリしました。

>>コスパで考える学歴攻略法 

(リンク先はAmazonだが、売り切れになっている場合も。)

 

無理のない進路選択を。

それでは、また。

 

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とみます: 32歳の研究者(サラリーマン)の傍ら、DIYが得意な嫁と協力しながら大家業も。フォートナイト大好き! 今日を楽しもう~♪ ブログは毎日配信、もう3年以上。 1日1%アップデートを実践中!