ゼロで死ね。DIE WITH ZERO お金の使い方
とみます(@20tomimasu)です。
米国ミリオネアのビル・パーキンス。
今回の本が、彼にとっての初めての著書だそうで。
メルカリでも売り切れが多く高かったため、Amazonで購入しました。w
経済的に豊かになるだけでなく、人生を豊かに生きるために。
経済的自立を手に入れた次の目標探しに
- 32歳までに、経済的自立を達成する
という目標を20代に立てて、今はもう33歳。
1年遅れてしまったものの、
毎月の資産収入が、毎月の支出を上回るようになり、一応は、経済的な自立を手に入れた。
これまでの資産形成を通して、お金の増やし方は分かってきたけど、
お金って、どうやって使うんだろ。
次の目標も探すべく、色々と模索していた中で、
評判になっていたのが、この本。
早速、手に取ってみた。
ゼロで死ね。
ゼロで死ね。
なかなかキャッチーな言葉で。w
いわゆる、
お金ゼロの状態で死ねよ、と。
喜びを先延ばしにして、将来のために貯金する。
あれよ、あれよと時が経過して、気づいたときには、貯金を使うことなく、死んでいく…
という人生に陥らないために、
お金を使い切って、生きている時間を豊かに生きよう、というメッセージだね。
お金の価値を最大化できる年齢は、26~35歳。
譲りうけた財産から価値や喜びを引き出す能力は、年齢とともに低下し、
お金を楽しい経験に変える能力は、老化とともに衰えていくとのこと。
なるほどー
なんとなく分かるような気が。
何かを楽しむためには、健康が必要になるので、
遅すぎてはダメということね。
時間とエネルギー(健康)には、限りがあるから、お金よりも大事なことを優先させる。
人生で一番大切なのは、思い出を作ること。
思い出での配当はバカにできない
彼は、
- 経験は私たちに、尽きることのない配当を与えてくれる
これを
- 記憶の配当
と呼んでいる。
人と親しくなった経緯、過去の会話、共有してきた経験。
これらは、相手に対して抱く今の気持ちを作っており、経験からは、その瞬間の喜びだけでなく、後で思い出せる記憶を得られると。
うへー、
面白い視点だね。
これは、気づいていなかった。
経験を増やすと、雪だるま式に幸せになれるそうで。
10代~20代は、経験値作りに励んできたけど、これはあながち間違いじゃなかったね。
一方で、30代になってからは、海外などに行くことも少なくなってきたし、大分、落ち着いてきた。
もう一度、経験に焦点を当てていくことは良いねー。
資産を減らすタイミングを決めよう
資産を切り崩すタイミングを見極める。
まず、自身の資産↓
- 自宅
- 現金
- 株券
- 貴重な野球カードのコレクションまで。w
をリストアップしよう。これらの合計は、総資産と呼ばれる。
一方で、負債↓
- 学資ローン
- 住宅ローン
- 自動車ローン
がある場合は、これらを合計する。
総資産から負債を引いたものが、純資産↓
- 総資産ー負債=純資産
この純資産を減らすポイントを明確に作ること。
人生のある段階で、まだ経験から多くの楽しみを引き出せる体力があるうちに、純資産を取り崩していくべきだと。
引用…DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
↑縦軸に資産、横軸に年齢としたグラフ。
従来型の資産の場合、取り崩すことなく推移しているが、最適な資産推移は、死ぬときにゼロになると。w
推奨されている、取り崩すタイミングは、
- 45歳~60歳。
おぉー、なかなか現実味がありそうね。
とりあえず、今は稼ぎつつ、資産形成も続けていき、
- 30代にしかできない経験に対して、お金を使っていく
という方針が良いのかな。
小さい時から貧乏だったので、あまりお金を使うことに慣れていない。
変化に伴う努力は必要だろうが、少しずつ行動に移していければ。
おわりに
以上「ゼロで死ね。DIE WITH ZERO お金の使い方」でした。
彼は、もともとエネルギー分野のトレーダー。(ヘッジファンドマネージャー。)
さらに、ハリウッド映画プロデューサーやポーカープレーヤーとしても活躍しているそうで。
色んな方の生き方を学び、自分の人生の参考にしていければ。
それでは、また。