イベント販売が学会発表のように感じられる理由

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

来夏のイベント出店のお誘いが。

10ヶ月後に向けて準備する…

 

まるで、学会のポスター発表みたいですね。

実は、イベント販売と似ていたり?

 

1年先のイベントを予約し、研究計画のように準備が始まる

 

多くのイベントは、

出店の申し込みを数か月〜1年単位で行う必要があり。

 

この長期的なスケジュール管理が、まさに学会発表の準備と同様。

1年先の開催日が決まれば、クリエイターの頭の中では自然と研究の工程表が引かれる。

 

  • どんな新作を出すか
  • 物語シリーズのどの章を公開するか
  • どのデザインを完成版として持っていくか
  • 在庫はどれくらい準備すべきか
  • ブース構成はどう進化させるか

 

これらを逆算しながら、

  • 試作・改善・テストプリント・物語設定・販促物制作・予算取り…

といった、プロセスが静かに走り出す。

 

イベントの1年前からすでに次の発表に向けて準備する…

まるで、成果発表の期末報告会で。

 

作品そのものが実験結果、ブースはポスターセッション

 

クリエイターにとってイベントのブースは、

最新作を公開する場であると同時に、実験の成果を並べる実証の場でもあり。

 

  • 新しいデザインはどう受け取られるか
  • 質感やディテールへの反応はどうか
  • 価格設定は適切か
  • 物語性や世界観は伝わっているか

 

これらのフィードバックは、まさにポスターセッション型の学会で得られる知見。

説明を加えれば理解が進む点も同じであり、伝え方次第で興味の深さが変わる。

 

そのためクリエイター自身の説明力も問われるのよね。

 

フィードバックが次のテーマに

 

イベント販売が学会に似ている最大の理由は、

来場者の反応が次回作の方向性を決定づける点にある。

 

  • よく売れた作品=評価の高い研究テーマ
  • 立ち止まって見てもらえた作品=潜在的ニーズのある領域
  • スルーされた作品=改善の余地、または市場とのギャップ

 

厳しい指摘もあれば、思いがけない賞賛もある。

作り手はそれらを受け止め、次の研究計画を立ててゆくと。

 

作品を並べ、

興味を持った来場者に説明し、

質問に答え、

背景にある思想や技術を語る──

 

その構造は、ポスター発表とかなり似ているかと。

イベント日に向けたスケジュール管理? 生き方は、割と自分に合っているかもしれないね。

 

おわりに

 

以上「イベント販売が学会発表のように感じられる理由」でした。

 

イベント販売は単なる物販ではなく、

自分の思想・技術・問題提起を社会に提示する場でもあり。

 

反応を観察し、改善し、また新しい作品を持ち込む。

この成果を磨いていく過程を楽しんでいければ。

 

それでは、また。

 

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