とみます(@20tomimasu)です。
米国株で気になった銘柄
- GPK:Graphic Packaging Holding Company (グラフィック・パッケージング・インターナショナル)
の損益計算書を分析していきます。
決算で公開されているデータの推移を読みつつ、
競合と比べて割安かどうかを確認していきます。
Graphic Packaging Holding Companyとは
Graphic Packaging Holding Company (グラフィック・パッケージング・インターナショナル)とは、
- 米国ジョージア州サンディスプリングスに本社を置く、
- 業務用製品のパッケージの設計・製造のリーディングカンパニー。
- 特に、飲料や加工食品向けの板紙や紙器を得意とし
- 身近な例でいうと、ビール×6缶を包む紙パッケージ。
今回、この銘柄が気になったのは、投資機関のレポートに取り上げられていたため。
現地のプロの投資家たちは、どんな企業に注目しているのかを理解したかったため、
自分でも企業分析をしてみた。
GPKの損益計算書のデータ分析
↑決算書で公開されているデータを並べてみた。
順に、
- Revenue (売上高)
- Operating Income (営業利益)
- Net Income (当期純利益)
- Earning Per Share (1株当たり純利益)
ここ最近の決算パフォーマンスは、右肩上がりで。
なるほど…
確かに、これは伸びそうだ。
消耗品を扱っていることもあり、売上高が安定しているのか。
コロナ禍で、一段階ギアを上げて、さらに伸びている状況である。
米PCE価格指数の公表にある通り、
個人消費支出がイケイケなので、その恩恵を受けている1つの企業ということだね。
GPKの競合比較/割安かどうか
↑近しい業種の各企業のEnterprise Value to Salesをプロットしてみた。
Enterprise Value to Sales とは、
名前の通り、企業価値/年売上 という意味合いである。
ざっと、これが高いと現在の評価が割高で、
これが低いと割安と捉えることができる。
さらに、業種が近い企業と比較することで、GPKの立ち位置を確認できるかと。
Ball Corporation (BLL)も、同じような株価チャートを描いており、絶好調の銘柄。
ただ、少し割高に評価されているようにも。
一方で、今回のGPKは、まあ、標準くらい。
あわよくば、BLLくらいまで、伸びないかなー? と淡い期待を。
結論、全力買い。
チャートを見ながら、サポートラインで買うことにした。
おわりに
以上「【GPK】Graphic Packagingの損益計算書を分析」でした。
最初聞いたときは、全く知らない企業でしたが、
身近な製品を扱う素材メーカだったんですね。w
ただ、配当性は低いので、売買でのキャピタルゲインを狙っていければ。
それでは、また。
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