こんにちは、
今回は「辛坊さんが言う悪の呪文とは」についてです。
この本は2010年4月に第一刷が発行されており、
少し古い情報になります。
ですが、いいなと思うことが多々。
悪の呪文の1つとして
「経済の豊かさより心の豊かさが大切」
がある。
労働することで、経済が活発化し、それによって自らの衣食が確保できるが、
「食うに困る状況で、心の豊かさなどはあり得ない」
なぜ、ハイチでは大地震後、食料の奪い合いの血みどろの争いが起きたのに、
阪神・淡路大震災の後では人々が粛々と救援を待っていられたのか。
それは、
「餓死するか可能性があるかないかの違い」
特に親は、自分の子供の命を守るためなら何でもやります。
「これからの日本はGDPに頼らない」とか、
「国民総幸福をスローガンにしよう」とか、
公言する人がいますが、
「飯を食べる」ことができる大前提があっての話。
特に、「マスコミや政治家の影響が大きい」日本、
「空気を重んじる」日本においては、
「個人で考える力」に脆弱性がある。
まとめると、
ハイチの人間がとった行動のように、人間は、経済なくして、心の豊かさはなく、
今の日本はいいが、
これからの日本は、
ご飯を当たり前に食べれるように、
個々が、自分で考え、経済を発展させていくことが、必要である。
こんなところでしょうか。
以上、「辛坊さんが言う悪の呪文とは」でした。