担保NFTの競売から読み取るNFTfiの立ち回り
とみます(@20tomimasu)です。
NFT finance (NFTfi)の一種として、NFTを担保とした借入れ(ローン)サービスが流行しており。
相変わらず、暗号資産の金融スピードは速く…
ところが、市況も悪く、NFTのフロア価格が下落してしまい。
これから破綻する貸出者やプラットフォームが出てくるのかも?
簡単に、メモしておきます。
BendDAOの担保NFTが競売に
この記事が参考になった。
>>NFT担保融資BendDAO、不良債権処理のためオークション機構を見直し
BendDAOとは、
- NFTを担保にETHを融資するプラットフォーム。
- BAYCなどの高額NFTを担保として扱っており、フロア価格の最大40%をローンとして提供している。
- ところが、高額NFTのフロア価格が50%前後下がっており、NFT貸出者のヘルスファクターが1を下回り、清算されるケースが出てきている。
- 貸出者が返済できなかったNFTは、没収され競売に。
といった感じ。
おぉー、
これは、競売不動産と同じと考えていいのかな。w
オークションに出された不動産は、割安に買えると。
今のところ、フロア価格の95%以上とされているが、そんなの誰も買わねーよということで、70%まで引き下げられるようで。
んー、それでも、70%か。w
競売不動産でも、売出価格の~50%は多々あるのに、NFTで70%と考えると、買い手が少ないように思えるが…
どうなるんだろうね。
イーサリウム成金が買い集めるのだろうか、注目しつつ。
一方で、こんなアイデアが。
好景気の時に借入れして、米ドルで保有しておく、ショート戦略
今回の一連の流れを鑑みて、
暗号資産がイケイケ相場の時に、借入れを実施して、
法定通貨の米ドルに交換しておく。
んで、弱気相場が来た時に、
ETHに戻して、借入れを返済して(NFTも返ってきて)、さらに、お釣りのお金が…
なんてこともできそう。
まあ、イケイケ相場の時に、ショート視線のエントリーできるかというと、なかなか難しいか。w
しかも、ボラティリティの高い、暗号資産市場なので。
兎にも角にも、
今は、土台が変わるタイミングなので、成金になれるチャンスが沢山転がっているのね。
アンテナだけは、立てておこう。
まだまだこれからの伸びるNFTfi?
後ろ向きな内容から入ってしまったが、前向きなニュースも。
>>NFT-backed loan start up Unlockd raises $4.4 million seed round
BendDAOと同じく、
NFTに対して借入れできるプロトコルのUnlocked。
シードの資金調達で、$4.4m = 約6億円を調達したとのこと。
すごい金額。w
製品と開発、クロスチェーンの拡張、プロトコルのセキュリティ、マーケティングなどに使われるみたい。
25以上のNFTコレクションを対象にするらしく、もしかしたら、自分が保有しているNFTを担保にすることが可能に?
そうなると、選択肢が増えるので、また面白くなってくるね。
(Unlockedは、ゲームギルドのサポートに焦点を当てていたとあるので、あながち、ゲームのNFTにも? 淡く期待。)
NFTfiに、お金が集まっていることは間違いなく。
となれば、弱気相場の間に、NFTを拾っていくも良いかもね。
ちなみに、このUnlocked、エアドロ予定なので、参加しておいた。
>>Unlocked Special Community Airdrop
おわりに
以上「担保NFTの競売から読み取るNFTfiの立ち回り」でした。
不動産(対円安)のように、NFTを上手く用いて、独自のショート戦略を組んだりするのも、面白いですね。
一方で、競売オークションの割安NFTを狙うのもあり。
ただ、今回のBendDAOは、注目しているプレイヤーが多いので、そこまで割安にならないかな?
そこで今は、NFTのフロア価格が全体的に下がっているので、将来性のありそうな(将来担保になりそうな)NFTを、こっそりと拾い集める戦略が良いかなー。
2018年のような不況を、また乗り越えていければ。
それでは、また。