P1Sノズルからフィラメントが出てこない…ノズル詰まりの修理方法
とみます(@20tomimasu)です。
P1Sの調子が悪く。
新しいノズルに交換したにもかかわらず、フィラメントがノズルから出てきません。
0.2mmのノズルで1年ほど使用してきたが、この詰まりは初めて。
解決方法は、まさかのノズルをライターで温めるだったとは。
P1Sノズルからフィラメントが出てこない
このエラーは厄介なことに、
エラーコードが表示されないこと。
アプリ上、問題なく装置が動作していることになっているので、要因が掴めにくい。
確かに、目の前のノズルは空運転しているのだが…
上の写真、まず、不自然な箇所が。
カッターハンドルが、内側まで食い込んでしまっており。
んんー?
中に何か詰まっているのか?
エクストルーダーを取外し、分解したものの…
特に問題なし。
残るは、ノズルの方か。
なんかフィラメントがいつもより、ノズルに残っている?
おそらく、
カッターの消耗で、適切な箇所で切れなくなっていたのかも。
そこで、新しいカッターに交換しておき。
予備は、購入時パックに2つ入っていたので、消耗品ということだろう。
定期的に交換した方が良いのかもね。
んでだ。
復旧を試みるも、まだフィラメントが出てこない。
詰まりの修理方法、ノズルをライターで炙る
Bambuのサポートチケットに現状を報告すると、
- ノズルに詰まったフィラメントを除去する必要がある
とのこと。>>Nozzle/Hotend Unclogging Procedure for X1/P1
まじ?
とりあえず、恐る恐るやってみる。
うほ、中からフィラメントを引っ張れた。
かなり固いので、力がいる…
これは、
- 1.5mmの六角レンチ (大きさが分からなかったので、径に合いそうな、付属の小さい方でやってみた。)
の先端を10秒ほど、ライターであぶってから、ノズルにぶっさす。
30秒冷却させ、
周囲のフィラメントと癒着させる。
そして、
ノズル先端の全体をライターで20秒ほどあぶり…
強く引っ張るというもの。笑
そんな物理的なんだね。
↑4cmくらいのフィラメントが詰まっており、かなり長い。
とりあえず、除去できて一安心。
ただ、炙った六角やノズルは、焦げて黒っぽくなってしまい。
こびりついたフィラメント残に対しては、ライターで炙ったら、
火がついて燃えたので、取り扱いには注意しよう。
黒色の残カスは、ティッシュで拭いたら、
ある程度、汚れは落ちたので、良しとしよう。
消耗したカッターがトリガー?
- 詰まりやすいノズルは使いたくないな
という心境であったものの、
復旧して使えるかどうかを確認すべく、
P1Sに設置して、稼働させてみると…
問題なく造形ができ。
しばらく、稼働させながら様子を確認していこうか。
0.2mmは詰まりやすいと言われているが、初めての経験で。
おそらく、消耗したカッター(切れ箇所が悪い)がトリガーになったのかな?
と思いきや、同じ現象が再発。
サポート曰く、フィラメントの除湿も効果的だそうで。
試しに、他のフィラメントで造形してみると、問題なし。
犯人は、フィラメントだったかも。
おわりに
以上「P1Sノズルからフィラメントが出てこない…ノズル詰まりの修理方法」でした。
いやぁ、P1Sは本当に手が掛かりますね。
ただ、シンプルな構造なので、ある程度、エラー対応には慣れたかな?
トラブルのノウハウを増やしていければ。
それでは、また。