とみます(@20tomimasu)です。
3Dプリンタ沼にハマっています。
今回は、Npetune4 Plusのノズル直径を0.4mm→0.8mmと2倍にした時について。
デフォルト設定の0.8mmを選択すると、値が変なんですよね。
単純に、CURAの設定で、レイヤー高さとライン幅を変えれば良さそうです。
Neptune4で最新CURAを使った時の注意点
まず、ELEGOOのNeptune4の場合、最新バージョンのCURAを使うには、自分で設定が必要。
>>Neptune4 Plusを追加購入してみた、curaの初期設定
これは正直、不親切な仕様よな。
まあ、3Dプリンタの理解度が増すので、ヨシとして。
そのためか、時々、デフォルトの設定がおかしい時が多々ある。
特に、大型機のNeptune4 Plusを使う時は、注意が必要↓
レイヤー高さを自分で確認しよう
↑もともとのノズル直径は、0.40mm。
新しく購入した0.80mmノズルに交換した後、スライサーソフトで何も考えずに、
- 0.80mm_Elegoo_Nozzle
を選択すると…
多分、パラメータ設定値がNeptune4 (通常版のデフォルト)用なのよね。
レイヤー高さが0.2→0.1mmと小さくなっていではないか。
最初これに気づかずに、何度、成形しても失敗してしまった。
ノズル径を大きくしているのに、レイヤー高さが減るのっておかしいじゃない。
そこで、大型のNeptune4 Plusは、自分で設定する必要があることを思い出し。トホホ。
今は試しに、こんな感じに設定している。
大型ノズル0.8mmに交換した時のCURA設定
↑CURAでは、品質のところで、レイヤー高さやライン幅を変更できる。
ちょうど今は
- レイヤー高さ 0.2mm → 0.3mm
- ライン幅 0.42mm → 0.6mm
- (初期レイヤーのライン幅 200%は、定着を良くするため。)
に変更して造形中。
こうすることで、造形時間が…
もともと10時間だったのが、5時間に!!
まじか、少しの変更で、半分になるんか!!
これは、大型ノズルのメリットやん。
ただし、成形時の目が粗くなるので、見た目が少し悪くなるかも。
少しずつ、レイヤー高さとライン幅を増やしていき、
造形時間と見た目のトレードオフを見極め、適度な閾値を見つけていく、そんな使い方になるだろう。
ところが…
大型ノズル使用時のフィラメント使用量は?
え、フィラメント使用量は、少し増えるんかーい。
これまでは、ノズルから出てくる線幅が細いので、無駄にフィラメントを使用しているように感じたけど、そうでもないみたい。w
結局、ノズル内で引き込んだフィラメントを貯蔵しているので、使用量はそんなに変わらないと納得。(廃棄しているわけでもないしな。)
ということで、
- 成形時間と成形物外観は、トレードオフ (どちらを選ぶかは、その時の状況次第)
- フィラメント使用量は、ノズルを大小に交換しても、さほど変わらない
ことが分かった。
また、大型ノズル0.8mmに交換することで、ライン幅の上限値が0.4mm→0.8mmと理解した。
時間を短縮したいときは、ノズル径を大きくしてみよう。
ちなみに、0.8mmノズルを使って、0.4mm設定で印刷しても特に問題なかった。
おわりに
以上「大型ノズル0.8mmに交換した時のCURA設定」でした。
海外の掲示板で、似たような悩みのやり取りがあったので、参考にしました。
>>Where can I change the nozzle diameter in Cura? Why is mine missing?
ノズルを大きくして時間短縮を!
それでは、また。