PETG-CFのシームが汚い問題に対して

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

3Dプリンターの定番フィラメントPLAよりも、強度と耐熱性を向上すべく、

PETG-CFを試しています。

 

ASAだと、ツヤがどうしても出てしまうので…

焼き入れノズル使用下で、シームが荒れてしまったので、考察しておきます。

 

理由① 壁厚が薄すぎた

seams250624-1

↑P1Sで、PETG-CFを試した際に、内側のシーム(繋ぎ目)が荒れてしまい。

よく見ると、僅かに隙間があって、光を透過している。

 

この理由は、

  • 壁厚が薄すぎたため。

 

現在、軽量化にトライしており、

  • 0.8mm (0.4mmノズルが2周)

だとダメだということが分かった。

 

これを、

  • 1.0mm (0.4mmノズルが2周+α)

に変更すると、シームがキレイに仕上がり。

 

ほほぅ。

たかが、ノズル1周弱の差が、これほど影響が出るとは。

 

PETG-CFはしなるので、wallが薄くても良いかな? と思ったが、

壁厚が薄すぎると見た目が悪くなるのね。

 

まあ、1mmは、許容範囲。

耐熱性もPLAより高く、強靭性もあって、コストも安く、最高じゃん。

 

これは、ASAに変わる材料かも?

(ASAはどうしてもツヤが気になってしまう。)

と、期待したが…

 

② 吸湿しやすい

 

黒色のフィラメント(PETG-CF)が、途中までシームは良好だったものの、

フィラメント残り後半くらいから、また荒れてしまい。

 

seams250624-2

 

通常は、上側のグレイ色のように、凹の跡が付くのだが、

今度は、下側の黒色のように、シームが凸? ボコボコしてしまい。

 

ダマと言えばいいのかな?

これをニッパーでカットして、

やすり掛けを軽くすれば、問題ないが…

 

どうしてこうなったんだろ?

グレイ色は、新品のPETG-CFであり、凸シームは発生していない。

また、開封直ぐの黒色も、同様に凸シームは発生していない。

 

そこで、メーカに聞いたのが、

さきほどのX投稿で、どうやら、

  • 吸湿の可能性

があるとのこと。

 

PETGは、吸湿しやすい、とよく耳にしていたので、

開封後、AMSに直ぐに入れて、蓋を開けることなく、連続で造形していたが…

 

ん、AMS内の乾燥剤を見ると、

しばらく、乾燥材を交換していなかったことが分かり。笑

 

そこで、新しい乾燥剤に交換して、再度、チャレンジして様子見中。

 

PETG-CFが安定して造形できるようになれば、レギュラー入りだね。

むしろ、これベースに作品作りでいいかも…

 

PETG-CFは、薄くて強度があるので、原価を抑えることができ、かつ、見た目の高級感がある。

…粗利率UPの予感。

 

おわりに

 

以上「PETG-CFのシームが汚い問題に対して」でした。

 

新しいチャレンジは、トラブルが付きもので。

カーボンファイバー入りは、モデルの壁厚と吸湿に注意していこう。

 

それでは、また。

 

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