梱包サイズから逆算するプロダクトデザイン
とみます(@20tomimasu)です。
送料と手間を最小化するためには。
プロダクトのデザインを考える際、つい見た目や機能性、ユーザー体験ばかりに目が向きがち…
だが、小規模製造・個人販売の現場においては、「梱包サイズ」こそが利益を大きく左右する重要な要素であり。
送料と梱包コストは、商品単価以上に経営を圧迫することもあるため、設計段階から意識しておこう。
梱包サイズから逆算するプロダクトデザイン
3cm以下は最強コスパ
日本の配送事情を踏まえると、厚さ3cm以内に収まる商品は非常に扱いやすく。
- クリックポストやゆうパケットなどが利用できる
- 送料が安い
- ポスト投函のため受け取り側の負担も軽い
このサイズを基準に設計すれば、「送料が高くて売れない」リスクを避けることができ。
普通郵便で
- 110円
なので、送料込みの売り方として相性が良く。
一方、3cmを超える場合は↓
9×9×9cmは梱包材が安価かつ豊富
3cmを超える商品は、次に意識すべきは9cm立方体のサイズ。
- 市販の小型段ボールやクッション封筒が充実している
- 価格が安く、ネットや店舗で簡単に手に入る
- 複数個まとめての発送や保管にも便利
このサイズで統一することで、梱包材の管理や発送作業の効率化にもつながるのよね。
ということで、新たに、この立方体のダンボールを大量注文していた。
1週間で、100個が無くなってしまったので、
追加で発注したぜよ…
- 10cmx10cmx10cm
もあるけど、この1cm変わるだけで、価格が跳ね上がるのよね…
なので、9cmx9cmx9cmが良いかと。
設計時点で「梱包コスト」を織り込む
製品の単価が低い場合、送料と梱包材のコストが原価の半分以上になることも。
だからこそ、設計段階で「どうやって送るか」「どんな箱に入れるか」を同時に考える必要があり。
具体的に、
- 突起のない、梱包しやすい形状になっているか
- 強度があり、壊れにくい一体成型になっている
- パッケージと商品を一体化できないか
などなど。
こうした工夫により、梱包にかかるコストや手間を最小化でき。
0から商品設計する、メリットでもあるね。
慣れてきたら、
設計段階で、梱包イメージを持って取り組もう。
おわりに
以上「梱包サイズから逆算するプロダクトデザイン」でした。
サイズもまたデザインのうち。
利益を生み出す商品は、ただ見た目が良いだけでなく、「ちょうどよく収まるサイズ」まで含めて設計されているものが多い。
ぜひ、参考にしてみてね。
それでは、また。
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