X
    Categories: 日経225マーケット

4-30 じれったい相場、暴落への準備も淡々と

 

こんにちは、読者の富を増す、とみますです。

今日は「これからの展望」についてです。

2017年に入り、もう半年が過ぎました。

あっという間です。

 

最近の指標を基に、これからの展望について考えていきます。

 

このブログを読んだ後のあなたは「これからの準備ができること」でしょう。

とみます
この内容は「これからの展望」についてです。

それでは、どうぞ。



 

6月米雇用統計

 

まずは、これ。

先日「アメリカの雇用統計」が発表された。

けっこう大事な指標なんだわさ。

少しだけ振り返る。

 

ポイントとなった指標は3つ。

参考となる主な指標 実績 予想
非農業部門雇用者数 +22.2万人 +17.8万人
失業率 4.4% 4.3%
賃金上昇率 +0.2% +0.3%

先月度(5月)と比較して

非農業部門雇用者数が、予想よりも増加した。

一方、失業率と賃金上昇率は、予想よりも0.1%悪い。

 

ドル円の為替の動きだと、一時的に「円高ドル安」になったものの、非農業部門雇用者数がしっかり増えたため、最終的に「円安ドル高」の展開で終えた。

「うーん、ドル強い」

 

円安になると、日本株は上がる。

来週の日経平均株価は「高め」でスタートしそうである。

 

ちなみに、特に雇用が伸びた業界は「ヘルスケア」「外食」「金融」。

いわゆるサービス系。

一方、メーカーは、ほんのちょっとしか増えていない。

伸びた業界は、上げ下げが活発な業界だから「安心はできない程度」に見ておく。

 

 

個人投資家の減少

 

次に、日本。

日本の個人投資家は、市場での影が薄くなっている。

その傾向が、はっきりと数字で出ているらしい。

 

ある報告によると、

今年半年間」の個人投資家の「売り越し」は、現物と信用合わせて「約1.8兆円」らしい。

さらに、その保有比率は「17.1%」であり「過去最低記録」を更新中とのこと。

 

確かに、今の日経平均株価を見ていると、売り時。

「割高」過ぎる。

もし自分が「日本株」とか「ETF」を持ってたら、売るよね。

 

じゃあ、誰が買ってんの?

って話なんだけど…

 

 

日銀のETF買い

 

そう、日本銀行。

ちょうど一年前、2016年の7月、日銀は「ETFの年間購入額」を「3.3兆円」から「6.0兆円」に引き上げた。

 

その通りに、日銀は、ETFを購入しているんだと思う。

 

実際、日本株の保有額ランキングは、

  1. GPIF ⇒ 私たちの年金を管理している会社
  2. ブラックロック ⇒ アメリカに本社がある世界最大の資産運用会社
  3. 日銀

で、日銀が3位に。

 

日銀は、ETFを買いまくり。

それで、今の日経平均株価は「約2000円」押し上げられているんだって。

 

すごいね、日銀。

やるよね、日銀。

 

その購入の仕方は、公開されていないんだけど、多分、

「日銀⇒信託銀行⇒証券会社⇒ETF購入」

だろうね。

 

どのETFを買うかは、お任せだったりして( ゚Д゚)笑。

 

 

これからの展望

 

じゃあ、それを受けて、これからの展望を考えていく。

まず、大きな流れとしては、これからも個人投資家の売り越しは増えていくだろう。

 

その理由は「少子高齢化」。

60代以上の個人投資家の占める割合は、なんと60%。

 

おそらく死ぬ前に、孫や子供に保有株を渡したり、余生を楽しむために現金化したりする傾向が高まる。

そのため、売り越しが今後も増えていくだろう。

 

ただ「暴落を除いて」である。

暴落をした際は、個人投資家の買い増しが増える。

 

そりゃあ、安く買えるチャンスなんだから。

逆に言うと、今、個人投資家たちは「虎視眈々」と、その機会を待っているのだと思う。

私もその1人なわけで。

 

さらに、今、厄介なことは、ある程度、日本株が安くなっても、日銀のETF買いオペで、割安の株を買えない状況にあることである。

「あーじれったい」

個人投資家にとって、買いたくても買えない「じれったい」相場。

 

 

暴落に備えて準備

 

いつか、はじける。

 

実際、

2008年のリーマンショック、

2015年のチャイナショック、

2016年2月のリスク懸念の暴落。

 

だんだか、2017年も、そろそろ来そうなわけで。

 

もちろん、暴落するかどうかなんて、わからない。

 

ただ、自分として、できることは「暴落への準備」である。

 

たとえば、

  • 日経平均株価に連動するような大型株やETFの買いは控える
  • 持っている株やETFは、現金化する

日経225オプション取引をやっている人だったら

  • 「プット売」を控える

だとか。

 

むしろ、積極的に、暴落で利益を狙うのであれば、

  • インバース型のETFを買う
  • 金や銀を買う

日経225オプション取引をやっている人だったら

  • 「プット買」をする

だとかかなー。

 

暴落が起きると、比較的安全とされる「金や銀」などの資源が買われる傾向が強くなる。

個人的には、石油が安いってこともあって、石油関連のETFを買い増ししてる。

もちろん、少額ではあるものの、金とか銀とかも、ちょこちょこ買っている。

 

大事なことは、投下する金額の大小ではなく、将来を見据えて、準備するってこと(`・ω・´)。

 

 

おわりに

 

以上「じれったい相場、暴落への準備も淡々と」でした。

 

これから、日本株はどうなっていくんでしょう。

個人としては「何が起きても対応できる状態に」しておきます。

やっぱり先は、完全には読めないわけで。

ただ、暴落が起きた際も、利益が出るような仕掛けをしておきたいと思います。

 

今日も最後までありがとうございました。

LINE@登録の方もよろしくです。

 

 

「普通の会社員」こそ 安定した副収入が得られる 不動産投資を

「安定した不労所得」の仕組みを作り、給与を超える家賃収入で、経済的自由を手に入れる方法はこちらから
とみます: 32歳の研究者(サラリーマン)の傍ら、DIYが得意な嫁と協力しながら大家業も。フォートナイト大好き! 今日を楽しもう~♪ ブログは毎日配信、もう3年以上。 1日1%アップデートを実践中!