とみます(@20tomimasu)です。
若い世代で話題となっている、静かな退職(Quiet Quitting)。
コロナ禍をきっかけに、自分の働き方を再考する動きが、1つの社会現象となっているそうで。
Bloomberg記事で取り上げられていた30代の同世代の生き方を参考にしつつ、自身の戦略を考えていきます。
それでは、どうぞ。
静かな退職(Quiet Quitting)とは
静かな退職(Quiet Quitting)とは、
- 時間的・精神的に余裕を持ち、最低限の労働しかしないこと。
コロナ禍により、在宅勤務が促進されたこともあり、
自身の働き方を見直し、人生で何を優先すべきかを考えるようになったことが背景にあるそうで。
おそらく、前からこのような考え方は存在しているだろうが、
- 静かな退職
というワードがキャッチーなので、SNSなどで話題になったんだろうね。
もっぱら、会社員視点の考え方だね。
私の場合、
- 情熱をもって仕事に取り組んだ方が楽しい→夢中に仕事できるなら、結果として会社員でもOK
という考え方であったものの、
7年も経つと、20代の時のような情熱が薄れていることを感じつつあり。
ちょうど次女が生まれたこともあり、働き方を見直す時期にいる。
ただし、気になるのは金銭面。
1週間前のBloombergの記事が、どうも気になっていたので、詳細にみていこう。
30代の静かな退職モデル
人生を楽しむために、負担の少ない仕事を選択する。(←こっちの表現の方が、前向きで好きだな。さすがブルームバーグ。)
>>収入減ってもいい-人生楽しむため負担の少ない仕事選択する動き (Bloomberg)
ここで挙げられていた3人の方を、まとめておこう。
私と同じ、30代の同世代だ↓
- フランス/ マリー・クレスパン氏 (31歳) / 人事部からウェブデザインに転職。月収は33万円から23万円に。労働時間は週40時間から20~25時間に。
- カナダ/ ジェローム・ルメイ氏 (36歳) / 電気通信技師、妻と3人の子供。賃金の2割カットを受け入れ、週休3日勤務を選択。世帯収入1100万円。
- イギリス/ ニキータ・クロッカー氏 (32歳) / 小学校教師の夫の830万円のみで子供2人と共に暮らす。
ちょい。
みんな高収入すぎるw
海外の事例とあって、あまり日本では参考にならないかな。
ちょうど、海外はインフレが著しく、それに伴い賃金が上昇しているので。
私の現状もメモしておこう。
- 日本/ とみます (33歳) / メーカー研究職。年収573万円(額面)。労働時間は週40時間(8時間×5日)。残業は極力しない(定時に直ぐ帰る)。
年収が彼らとは幾分にも少ないので、金銭的には、これ以上の削減は厳しいか。
週3~4日の労働には憧れるけど。
そこで、資産運用のバフを取り入れている。
(特に20代の時に、資産形成のために、色々と試行錯誤してきた。)
資産運用で静かな退職を成す?
2021年実績で↓
- 不動産投資/ 年収113万円 (手取り)
- 日経225オプション取引/ 年収21万円 (手取り)
- ブログ資産/ 年収67万円 (手取り)
小計 201万円
会社員の年収573万円と、資産運用の収益201万円とで、年収774万円。
ここまで来てようやく、Bloombergの事例の同世代と肩を並べられるといったところか…
なかなか、静かなる退職のハードルは高いね。
今後の戦略としては、
- しばらくは、会社員を維持しつつ、(年功序列に甘えつつ、)
- 一方で、自分のスモールビジネスを、会社員の年収並みに育てていく。
のが良いかな。
特に、不動産の賃貸業は、
満室になると、ほぼ労働時間を掛ける必要が無いので、時間効率が高く。
自分が労働しなくても、資産に働いてもらえるような、盤石な体制を構築していくことで、
静かな退職という選択肢を確保していければ。
おわりに
以上「静かな退職とは」でした。
Bloombergの記事を見たときは、同世代の年収に対して、他人事のようなイメージしか湧かなかったものの、
自身の資産運用を考慮することで、具体的な道筋が見えた気がします。
一方で、何をもって退職とするのか、自身の軸を今一度見直していければ。
それでは、また。