AIで部屋の模様替え、ControlNetのSegの使い方

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

構造や配置のレイアウトを変えないで、部屋の内装を変えれないか。

Stable DiffusionのControlNetのSeg(セグメント)を使って、検証してみました。

 

レイアウトを変えずに、洋風→和風の画像を生成できたので、メモしておきます。

 

AIで部屋の模様替え

 

元の画像↓

seg230816-9

 

この画像のレイアウトを変更しないで、内装を変更してみよう。

プロンプトと併せて、出力画像を載せておく↓

 

Japanese room

seg230816-11

↑それっぽい、和風の部屋を生成できた。(畳や障子の一部に、おかしい箇所はあるもののw)

部屋の構成は変わっていないので、プロンプト次第で、ナントカなりそうだ。

 

検証環境

 

ハード/ソフト

 

ControlNet

 

ControlNetのSegの使い方

 

  1. txt2imgで元画像を生成する。
  2. img2imgに元画像をアップロードして、Segを有効化して生成する。
  3. レイアウトに対し、色で識別された画像ができる。
  4. この画像を基に、img2imgでプロンプトで内装を指示して生成する。このとき、PreprocessorはNone。

 

以下、画像を用いて↓

seg230816-1

↑tet2imgで適当にリビングルームを生成した画像を、img2imgで操作していく。

 

seg230816-2

↑ControlNetをEnableして、Segにチェックマークを付ける。

を選択して、生成すると…

 

seg230816-5

↑レイアウトに対し、色で識別したような画像が出来上がった。

ちなみに、時間は少し掛かって、3分34秒。

 

なるほど、この画像を用いて、内装を指定すればいいのか。

seg230816-3

seg230816-4

↑この時、PreprocessorはNoneとしている。

 

試しに、japanese room, animeと入力すると、中華風の画像が出来上がった。w

(animeが中華風になる要因だったみたい。)

 

注目すべきは、ソファや棚などのレイアウトは変更されていないこと。

ControlNetのSeg(セグメント)が正しく機能しているね。

 

これは使えそうだ。

適当に、プロンプトを変更した出力を載せておこう↓

 

プロンプトを変更して模様替え

Dragon Ball room

seg230816-12

↑うーんw

ドラゴンボール風になったのか?

色はそれっぽいが。w

背後の絵画で、誤魔化している感が否めない。w

 

Cyber punk room

seg230816-13

↑サイバーパンク。

ピンクやネオン色で表現され。

窓の外がビルなのも、それっぽい。

 

cafe room

seg230816-14

↑これも、それっぽくなった。w

テーブルの上にコーヒー、コーヒーショップの棚のようなものが。

背景は、木に建物と、都内のカフェの雰囲気だ。

 

結論、改良の余地はあるものの、このSeg機能、使えるぞ。

ちなみに、このセグメントの機械学習について、参考になった記事はこちら。

>>セマンティックセグメンテーション (Semantic Segmentation)

 

おわりに

 

以上「AIで部屋の模様替え、ControlNetのSegの使い方」でした。

 

不動産や賃貸募集の時に、イメージ画像として、使えるかもですね。

ぜひ、お試しくださいませ。

 

私への依頼もOKなので、ご相談はお気兼ねなく。

それでは、また。

 

「普通の会社員」こそ 安定した副収入が得られる 不動産投資を

「安定した不労所得」の仕組みを作り、給与を超える家賃収入で、経済的自由を手に入れる方法はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です