生成AIを使っても、20秒のショート動画に2時間かかる理由
とみます(@20tomimasu)です。
生成AIの発達により、
動画制作のハードルは劇的に下がったように思えるが…
実際に「効果的なショート動画」を作ろうとすると、想像以上に時間がかかる。
ふと、自分の作業時間を計測してみると、1本の20秒動画に2時間ほど要していました。
AIが時間を短縮するのは「作業」だけ
生成AIは確かに便利である。
- 動画生成
- 音声生成
- テロップ挿入
- ナレーションの調整
などなど、
以前は専門的なスキルが必要だった部分を一気に自動化する。
が、
- 何を伝えるか
- 制作物をどう繋げるか
という構成の思考は、いまだ人間の領域で。
AIに任せられるのは手足の部分であり、頭脳の部分は人が担う必要があり。
この考える時間こそが、動画の効能を左右する最大の要素で。
動画20秒でも、設計と検証が必要
ショート動画は一見、軽く見られがちである。
だが、20秒の中に
- 導入
- 展開
- 結論
を詰め込み、かつ最初の1秒で視聴者を掴む必要がある。
この構成を考えるには、想像以上の試行錯誤が要る。
- サムネイルとタイトルで興味を惹けるか
- 最初の3秒で離脱されないか
- 最後に共感や驚きを残せているか
いかに、視聴者の離脱を防ぎ、
初めてみた人が反応してくれるか。
実際に、20動画以上を制作し、
ある程度、構成をフォーマット化することができたものの、
やはり時間が掛かるのよね。
3Dプロダクトを作った後の工程↓
- 写真撮影
- 画像編集
- 動画制作
- SNS発信
これらの一通りの時間を計測してみると、2時間も要していた。
モノ作り以上に、
伝える努力をしないといけないのよね。
ちなみに、1ショート動画で、5000~1万回の視聴回数を得ている。
バスケでいうと、
- ららアリーナ 東京ベイの観客席が満席
と同等なので、続けていれば認知は広がっていくかと。
「AIが作る動画」は、まだ人が磨く必要がある
生成AIが出力する動画は、
素材としては優秀であるが、そのままでは量産型なのよね。
- 人の感情
- 体験を込めた一言
- 間の取り方
- BGMの抑揚
など、人間の感覚による編集が不可欠で。
たとえば同じナレーションでも、
抑揚やテンポを少し変えるだけで印象は大きく変わる。
AIが出した結果をどう人間が磨くかで、
再生回数は10倍以上の差が出るもので。
伝える創作、2時間という時間は、
必要経費として考えていこうかー。
おわりに
以上「生成AIを使っても、20秒のショート動画に2時間かかる理由」でした。
生成AIはあらゆる制作を民主化したが、発信の本質は人間に残されたまま。
AIは道具であり、磨くのは自分。
作品の伝え方を探求していければ。
それでは、また。
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