絶対に安く売るな! 低価格の作品にクレームが来た話

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

松竹梅の価格戦略の続きで、

なんと、一部が破損したとクレームが届きました。

 

一方で、この程度は気にしないと言ってくれた方も。

この違いは何なのか。

 

価格と心理的価値の関係

 

物を販売していると、不思議なことに

  • 価格が高い作品ほどお客様に丁寧に扱われ、クレームも少ない。

 

一方で、

  • 安い作品ほど些細な不満がクレームにつながる

という現象に出会ってしまい。

 

これはよく耳にする話だが、単なる偶然ではなさそうだ。

 

高い金額を支払うと、

  • せっかく投資したのだから大切にしよう

と思いやすい。

 

これを

  • サンクコスト効果

と呼ばれるそう。

 

一方で、低価格の商品は

  • 安いから失敗してもいい

という気持ちで購入されがち。

 

低価格は、満足度の基準が曖昧になりやすく、

  • 思ったより小さい
  • 少し傷がある

といった細かい点にも不満を抱きやすくなるそうで。

 

買い手の姿勢と期待値の差

 

高額商品を買う人は、

購入前に時間をかけて情報収集をし、納得したうえで購入することが多い。

そのため、想定とのギャップが少なく、許容範囲が広くなる。

 

逆に、低価格商品は衝動買いされやすく、購入後に

  • こんなはずじゃなかった

という心理が生じやすいらしい。

 

結果として、些細な部分がクレームの火種になるとのこと。

 

なるほどね。

起きてしまったことに対しては、私のミスなので、迅速に火消しに取り組んでいるが、

「低価格作品は火種のもと」と理解しておこう。松竹梅の価格設定を一段階引き上げるか。

 

販売者側の構え方の違い

 

高額商品は出品時から

  • 品質保証
  • アフター対応

を意識して作られることが多く、販売者も緊張感を持って対応する。

 

そのため自然とクレームが減る。

一方、低価格商品は

  • 安いからこのくらいでいいだろう

と出品者側も気を抜きがちになる。

 

これが購入者の

  • 安っぽさ

の感覚を強め、クレームを誘発するものかと。

 

ということで、低価格の販売は辞めることにする。

低価格にするくらいなら、無料のプレゼントキャンペーンとかの方が良いかもね。

 

おわりに

 

以上「絶対に安く売るな! 低価格の作品にクレームが来た話」でした。

 

「高い商品は売りにくい」と考えがちだが、

実際には高価格帯の方が顧客の満足度は高く、トラブルも少ない。

 

もちろん、値付けを高くするには品質やストーリーの裏付けが必要だが。

油断すると「安くすれば売れる」という発想に到達し、むしろ自分を苦しめる結果になりやすいので、気を付けよう。

 

値付けの模索は続く…

それでは、また。

 

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