住宅ローンの切り札をいつ使うか
とみます(@20tomimasu)です。
久しぶりにアンケートの回答を頂きました。
このブログが誰かの役に立っていることは、嬉しいですね。
どうも読者の中には、不動産投資に興味のある人が多いような。
今回は、初心者に向けた内容です。
住宅ローンという切り札をいつ切るか。
住宅ローンという切り札
会社員のメリットの1つは、
- 住宅ローンでお金を借りやすいこと。
このメリットに気づくには、
ある程度、金融リテラシーが高くないと辿り着けない。
私自身、
- 多額な借金は恐いし、
- 賃貸の方がいつでも引っ越せるので賃貸の方が良い
と思っていたが、
- 不動産の評価方法 →土地値が高いと売買価格はさほど減らない。
- 近隣の売買頻度や相場 →引っ越しの時は売ればいい。
- 住宅ローン控除 →会社員の節税にもなる
- ヤドカリ投資 →住みながら修繕して、高く売ることを繰り返すと富豪になれる。(結局、住めば都で一度も売っていないが。)
などをちゃんと勉強すると、
- 家を買った方が良いじゃん
ということに気づき。
んで、この切り札カードは、
- ちゃんと働いている会社員の誰しもが保有しているカード
で、大体、
- 人生に1回 (状況次第で何回も使用することはできるが、そう何度も使うモノでも無く。)
しか使えない。
さて、この切り札カードはいつ使うのが良いのだろうか。
私の場合は↓
建物を知るために住宅ローンで築古戸建てを購入した
これまで、不動産に全く知識の無かった20代後半。
区分マンションに投資をしていたものの、キャッシュフローは微々たるもの…
そこで、築古の一棟モノに切り替えようと考えた。
ところが、いざ不動産を買おうとすると、良し悪しの判断方法が全く分からない。
築古は、ボロイし修繕費がどれだけ掛かるのだろうか?
そんな状態で、数千万円の物件を買うのは恐いな…
そんな時に、
- 住宅ローンでボロ家を買って、住みながら建物の仕組みを知ろう
と考えた。
最悪、自分が住めばいいので、どうとでもなると。
床をぶち抜き、壁を壊し、シロアリと遭遇し…
まあ、簡単な道のりでは無かったものの、何とかなったね。
そのノウハウが詰まった状態で、一棟モノを内見していくことで、これまでは見えなかったモノ(リスク、修繕費用、どれくらい耐えうるか)が見えるようになり。
あー、これが勉強の本質なんだなと。
住宅ローンで築古戸建てを購入してから、4か月後には、1号アパートを購入していた。
住宅ローン切り札を20代で使うメリット
住宅ローンを使って物件を購入すると、
- 物件探索→買付→融資付け→金消契約→登記など
の一連の流れを経験することができる。
これまで、奨学金の借金しかしていない身としては、
この物件購入と融資付けを平行に実施していく過程が、とても勉強になり、
そのノウハウが、今の不動産投資に生きている。
この経験は早ければ早いほど良い。
20代の資源の1つである、時間を有効活用できるから。
自分は労働しながらも、住宅ローンが時間経過と伴に、実績とお金を作っていくような感覚。
- 住宅ローンが実績を作るとは、本人の返済能力のことで、銀行などの周りの目からのメリットがあり、
- 住宅ローンがお金を作るとは、本来払うはずの家賃を自分の土地に変わっていくこと。さらに、今だったら物価上昇のプラスもあるのねん。
これに気づかないで、時間を過ごしてしまうと、本当にもったいない。
まあ、せめて自分の手札には、住宅ローンの手札があることは知っておこう。
それを使うか捨てるかは別として。
おわりに
以上「住宅ローンの切り札をいつ使うか」でした。
勉強とは、これまで見えなかったモノが見えるようになること。
住宅ローンを使って、建物の知識を得て、不動産ビジネスの下地を構築できたのは良かったかなと。
あなたなりの切り札カードの使い時があったら教えてください。
それでは、また。