【22年04月】日経オプション取引結果「-126,221円」(月利-9.7%)
とみます(@20tomimasu)です。
04月のSQ日が過ぎました。
連勝記録28か月目とはならず…
コツコツドカン!! の大損失。
こういう時こそ、振り返っていきましょう。
この内容は、中~上級者向け。
初心の投資家さんは、スルーして下さい。
日経225オプション取引×はじめに
私なりの運用方法を、簡単に↓
- 証拠金(元手)130万円。(60万円から始めて、徐々に資金を入れてきた。)
- 「月利1.0%」が目標。証拠金や時間に余裕があれば、トレード回数を増やす。
- 売りを仕掛けるので、初心者にはおススメできない
- 「カプランのオプション売買戦略」を読んで「独学」 (ここ数年間、数種のスプレッド取引を検証してきた。)
- 自分に合った取引を見つけること (「Myルール」へ落とし込み中…)
簡単にいうと、
- 日経平均株価がどこまで行かないか
を予測し、月数回の取引を行うトレード検証している。
会社員という属性を生かし、
日足→4時間足チャートを見て、タイミングが来たらエントリー。
タイミングが来なければ、無理に、ポジションを持たない。
そうすることで、利益は小さいが、勝率が高い?
あと、売りのポジションを失敗すると、死ぬ。
追証(おいしょう)と言って、追加資金が必要になることも。
市況の読みと、リスクをコントールできるように、鍛錬しながら。
日経225の環境認識
まずは、日経225の日足チャートを見ていこう↓
nk225の日足チャート
↑結果を見ると、行って来いの相場となり。
コールレシオスプレッドを仕掛けた後、
>>2022/03/17 nk225コールレシオのエントリー
前半の伸びが凄く。
ここまでは、想定の範囲内だったのだが、下降トレンドラインを上に抜けてしまい。
リターンムーブで、さらに、大きく上昇すると思い、売り玉を1枚だけ外したんよね。
それが、一番、プレミアム価格の高い時だったという。w
その後、nk225は、下がっていき。w
あちゃー。
強いて言えば、当時に悩んだのだが、さらにアウトのコールショートを保険で入れておけば良かったのかなと。
まあ、この辺の対処方法は、1年に1回くらいの確率で発生しており、場慣れしていないのも経験不足だったか。
一方で、エントリー時の根拠を基に、ちゃんと損切りできたは良かった。
確率は少ないものの、Badシナリオで動いたときの対処術が今後の課題だね。
判断力を養いつつ。
また、プットのレシオスプレッドも同時に仕込んだが、これは、そのまま利益となった。
今回は、計2回のスプレッドトレード↓
①バーティカル・コール・レシオ・スプレッド
3/17 | 04月-C28875 売 22円×2枚 +43,780円 | 3/30, 4/8 | 1枚 155円 買返済 -155,341円 ,1枚 消滅 0円 |
3/17 | 04月-C29500 買 27円×1枚 -27,220円 | 4/8 | 放棄 0円 |
小計 -138,781円
エントリー時の状況は、先出しで発信している。
>>2022/03/17 nk225コールレシオのエントリー
あの後、見る見る上昇していき、含み損を抱える展開に。
結果からすると、その目先の最終砦レジスタンスラインで反落したので、何もしなければ、想定内の利益となったのだが…
勢いが強く、ストップロス狩りが怖かったため、早々に撤退した次第。
まあ、まだ相場で息できるだけ、マシということで。w
といえど、これまでの、約10か月分くらいの利益がぶっ飛び。
コツコツドカンとは、このことよ。
勝率は高いけど、へまをした時の損失は大きく。
リスクリワードは分かっていても、辛いのよね、トホホ。
また、0から記録を作っていければ。
(約2.5年に及ぶ連勝記録なので、相当長いが。)
②バーティカル・プット・レシオ・スプレッド
3/30 | 04月-P26000 買 25円×1枚 -25,220円 | 4/8 | 放棄 0円 |
3/30 | 04月-P25750 売 19円×2枚 +37,780円 | 4/8 | 消滅 0円 |
小計 +12,560円
>>28か月の連勝がストップ…日経225オプション取引で大損失(泣)
リターンムーブの下げと判断した時に、遠めのプットレシオを仕掛けた。
これは、難なく、SQ日を迎えることに。
プレミアム価格の差異が、そのまま利益となり。
ただ、今の相場は、下降トレンドを堅持する形になったので、プットショートは控えた方が無難かもね。
プットショートは、コールショート以上に、リスク管理を徹底しつつ。
’22年04月の運用成績
- バーティカル・コール・レシオ・スプレッド、-138,781円
- バーティカル・プット・レシオ・スプレッド、+12,560円
合計 -126,221円。
元手130万円に対して、月利-9.7%。
やばい。w
-10%のマイナス損は、さすがに数字として大きく。
今年の通算では↓
’22年の日経225オプション取引成績
これまでの損益↓
- 2019年 -26万円。
- 2020年 +33万円。
- 2021年 +22万円。
2022年↓
- 1月、+23,120円 (+1.7%)
- 2月、+13,560円 (+1.0%)
- 3月、+23,900円 (+1.8%)
- 4月、-126,221円 (-9.7%)
- 5月、…
今年の通算は、-64,641円。
コツコツドカンに気を付けつつ。
と言っていたところ、起きてしまった。w
残り8か月で、黒字にできるように、身を引き締めつつ。
(ただし、無理はしない。)
最後に、次のSQ日までの相場感を↓
’22年5月SQ日までのnk225相場感
↑日足チャート。
来月の第2週金曜日(SQ日)は、5/13と、期間は長い。
いつものように、3つのシナリオを。
- ①前高値を目指していく。→結局、上値は重いのかな。十分に待ってからのアウトオブザマネーのコールショート狙いで。
- ②下降トレンドラインの下側を推移する。→高値と安値内の行き来。ボラが出ない限り、エントリーは控えつつ。
- ③安値を下に切り下げる。→こうなると、いよいよヤバいので、安易なプットショートはしない。
ってな感じかな。
ゴールデンウイークもあるので、過度なポジションは控えていければ。
日経225オプション取引の始め方
念のため、始め方↓
- 証拠金「60万円」の用意 (目安)。
- オプション口座を開設する。
- カプランのオプション売買戦略を買って、組合せ(スプレッド)戦略を学ぶ。
カプランの売買戦略は、実践的な内容が多く、付加価値が高い。
が、値段も高い。中級~上級者向け。
証券会社は、取引手数料の安いところで。
- 「松井証券」→220円/1回
- 「SBIネオトレード証券」→110円/1回
チャート分析は、XMのMT4を使用している。
チャート分析の基礎理論は、100円で。
おわりに
以上「【22年04月】日経オプション取引結果「-126,221円」(月利-9.7%)」でした。
2019年の12月以降、約2年半ぶりに、月ベースでの損失が発生してしまい。
負けなし記録は、連続28か月止まりに。
また、ゼロから始めて、記録を更新していくことを楽しんでいければ。
それでは、また。
いつも有用な情報ありがとうございます。
私も4月限のコール(04月-C28000)のショートが焼かれてしまい損切りしました。
最初に損切り価格を決めていたのですが、戻りを期待して損切り価格を上げて様子見してしまったために損失を拡大させてしまいました。
やはり、損切りは必要経費と位置づけて淡々と行う資金管理の重要性を再認識しました。
これからもまたオプション取引の情報宜しくお願いします。
青空さん、いつもコメントありがとうございます。
ありゃ、焼かれてしまいましたか
SQ日を迎えてみると、なんてことは無かったものの、当時の加速度は大きかったですしね。
そのまま抜けてしまうことも十分にあったので、良い判断だったかと思います。
損切=必要経費、大事な考え方ですね!
私の場合、完全なドテンポジションが裏目に出ました、もう少し、弱めなドテン(アウトのコールショートにスウィッチイング)でも良かったかなと。
オプションは、強度を調整できるのが良いですよね、今後、練度を高めていけるように努めます。