DeFiがよく分かる! 金融庁レポを斜め読み
とみます(@20tomimasu)です。
金融庁より、DeFiに関するレポートが公開されました。
この前のLUNAショックも、時系列でまとめられています。w
かなり分かりやすい報告書で。
一度はご確認あれ。
金融庁の情報源
金融庁のホームページに、
として、研究報告が公開されており。
その中で、DeFiについて、情報が更新され。
簡単に内容を確認していこう。
スマートコントラクトとは
まず、DeFiを理解するには、
- スマートコントラクト (スマコン)
から。
ちなみに、スマコンは、
- プログラムとして記述され、ブロックチェーン上で自動的に実行処理されるルール (契約)
とのこと。
Ethereumを一例として↓
引用…図 1-2 スマートコントラクトの実行の流れ(Ethereumの例)
ざっくり、4人の登場人物がいて、それぞれ役割? 仕事がある感じだね。
- 開発者→コンパイル
- 管理者→デプロイ
- 投資家や利用者→トランザクション投入
- マイナー→トランザクション検証・実行・ブロック作成
めちゃ分かりやすい。w
これに、金融システムを付加したのが、DeFiかな。
DeFiの代表例として、Uniswapなど
DeFiの種類は、大きく分けて、6つ。
- 分散型取引所 (DEX)
- ステーブルコイン発行プラットフォーム
- レンディングプラットフォーム
- デリバティブプラットフォーム
- 保険
- NFT (Non-Fungible Token 非代替性トークン)
その中で、
- DEXとして、Uniswap
- ステーブルコインとして、Maker (DAI)
- レンディングとして、Aave
がピックアップされ、個別事例として報告されている。
一例として、Unisawpを↓
特徴は、
- AMM (Automated Market Maker)
と言って、
- スマートコントラクトが Uniswap の流動性プールに預けられている暗号資産の量から交換レートを自動的に計算する仕組み。
いわば、
- 両替機の自動システム
みたいなもの。
海外旅行に行くときに、どこで円をドルに変えたら安いかー
と、よく悩んだもんだわ。w
手数料が高くて、大体、交換レートは厳しいんだけどね。w
ざっくり、
- 暗号通貨を早く、適切な交換レートで、手数料低く、両替できるサービス
で、流動性プールAとBで成立すると理解した。
これまでに、Uniswapは、V1, V2, V3とアップデートされてきて、
それぞれの追加仕様についても、詳細に書かれており。
すごいね。
さいごに、DeFiのトラスト(信頼性)について。
過去の失敗事例や信頼性を見分けるポイントなど
↑あー、この前のLUNA死亡事件も、時系列にまとめられており。w
大口が抜けたのが、きっかけだったんだね。
その出金者は、不明なんだ。w
さらに、USTが売られ…
LUNAは、99%下落と。w
まあ、今回の事件で、アルゴリズムなステーブルコインは、
- いつかは崩壊する
ことを理解したわな。
もう2度と手を出さないようにしよう。w
(担保型のステーブルコインで!!)
↑DeFiに資金を入れるには、もう少し、ネットワークに詳しくなる必要があるかも。w
- トラストポイント=電子的な認証の手続きのために置かれる基点
として、上のようなことを前提としているそうで。
どこかに脆弱性があったら、
スマコンが完璧だったとしても、機能しなくなるってことよね。
なかなか便利に思えた、DeFiだけど、
実用的に安心して使えるようになるには、まだまだ先なのかな?
自分の許容できる範囲で、DeFi運用を検証しつつ。
おわりに
以上「DeFiがよく分かる! 金融庁レポを斜め読み」でした。
金融等の報告書は、質・量ともに、桁違いに充実していますね。w
無料で読めることに感謝しつつ、自身の失敗談などと併せて、消化していければ。
DeFiは、課題も多いけど、期待値も高い?
引き続き、注目しつつ。
それでは、また。