Neptune4 Plusのノズルを交換したら定着の悪さが解決した
とみます(@20tomimasu)です。
3Dプリンタを購入してから、早3ヶ月。
毎日フルに稼働させているが、日に日に、1層目のPLA定着が悪くなり。
ノズル温度を230℃と高くしたり、PEIシートを中性洗剤で洗浄したりしてもダメ。
小手先の問題では無いようなので、ノズル交換をしてみました。
あら、こんなにもキレイに塗布できるなんて。
まとめておきます…
1層目の定着が悪い
PLAの1層目の定着が日に日に悪くなっていく。
点線になったり、太さがまだらになったり、ダマができてガリガリ音がしたり。
次のようなソフト対策をしてみたものの、
- 手動と自動の両方のレベリングしてもダメ。
- ノズル温度230度と高めにしてもダメ。
- ベッド温度70度と高めにしてもダメ。
- PEIシートを中性洗剤で洗ってもダメ。(わずかな改善効果はあるものの)
いよいよダメか…
そこで、ノズルを交換してみることに。
Neptune4は、エクストルーダーのネジを外す必要があるので、何かと億劫だったのよね。
公式の動画を見ながら↓
>>ELEGOO Neptune 4 Max: How to replace the nozzle?
(動画ではMaxの解説だが、Plusや通常モデルでも、ほぼ同じ仕様だった。)
計6個のネジを取り外すと↓
交換前後のノズルを比較
↑これがノズル。
先端に行くほど、フィラメントが癒着しており、汚れている。
比較してみると分かりやすく↓
↑左側が3カ月間使用したノズル、右側が同梱されていた新しいノズル。
あー、よく見ると、先端が無くなっているわ。w
ガリガリ音→ノズルの摩耗で、先端が擦り減っていったんだね。w
こりゃあ、レベリングのz軸がどんどん深くなるわけで。
正規品と比べて、1mmくらい短くなっていた。w
↑さらに、穴の大きさが全然違う。
どちらも径は0.4mmなのだが、2倍以上に、穴が大きくなっている。w
こりゃあ、線が太くなるわな。w
定着が安定しない理由をようやく理解したわ。
Neptune4 Plusのノズルを交換したら定着の悪さが解決した
↑新しいノズルを付けた後の、フィラメント押し出し。
おぉぉ! 細い。こんなにも細かったんか。3ヵ月前に見たはずだが、忘却の彼方だったんだね。
↑慣らし走行のフィラメント一線。
ぐぐぐ。こんなにも長く引けたんか。(交換前は半分くらいだった。)
線の太さも一定だし、見るからに、改善されていそうだ。
↑あひゃひゃ。1層目の定着がキレイすぎる!!
Neptune4を嫌いになりそうだったけど、ノズルが原因だったのね。
スマナイ、Elegooぉぉ。
追加で、ノズルを注文しておいたわ。
>>SK本舗
Neptune 4で検索すると、ノズルセットが出てきた。10個で2500円ほど。(安いね。径も違うので、今度試してみようかー。)
ただし、通常版とPlusで、ノズルの長さが違うので、注意しよう。
というか、Plusを買った時に、ノズルの予備1個しか付いていなかったので、少し残念だ。
(通常版は、予備が2つ付いていたので。)
今後のメンテ環境も整備しつつ。
おわりに
以上「Neptune4 Plusのノズルを交換したら定着の悪さが解決した」でした。
もっと早くに実施すれば良かったですね…
これまでのパラメータ変更などのソフト的な検討が、ほぼほぼ無意味でした。w
少しずつ経験値を増やしていければ。
それでは、また。