2-22 辛坊さんの言う悪の呪文とは
こんにちは、
今回は「辛坊さんが言う悪の呪文とは」についてです。
この本は2010年4月に第一刷が発行されており、
少し古い情報になります。
ですが、いいなと思うことが多々。
悪の呪文の1つとして
「経済の豊かさより心の豊かさが大切」
がある。
労働することで、経済が活発化し、それによって自らの衣食が確保できるが、
「食うに困る状況で、心の豊かさなどはあり得ない」
なぜ、ハイチでは大地震後、食料の奪い合いの血みどろの争いが起きたのに、
阪神・淡路大震災の後では人々が粛々と救援を待っていられたのか。
それは、
「餓死するか可能性があるかないかの違い」
特に親は、自分の子供の命を守るためなら何でもやります。
「これからの日本はGDPに頼らない」とか、
「国民総幸福をスローガンにしよう」とか、
公言する人がいますが、
「飯を食べる」ことができる大前提があっての話。
特に、「マスコミや政治家の影響が大きい」日本、
「空気を重んじる」日本においては、
「個人で考える力」に脆弱性がある。
まとめると、
ハイチの人間がとった行動のように、人間は、経済なくして、心の豊かさはなく、
今の日本はいいが、
これからの日本は、
ご飯を当たり前に食べれるように、
個々が、自分で考え、経済を発展させていくことが、必要である。
こんなところでしょうか。
以上、「辛坊さんが言う悪の呪文とは」でした。