こんにちは、
今回は「会社員の魔の15年」についてです。
参照した本は「50代からの選択」です。
「20代が読む本かよ」
という声が聞こえてきそうですが、
自信を持って言えます。
20代の方が読むべき内容です。
サラリーマンを選択した場合、
上司に「これをやれ」と言われた時、
なぜやらなければならないのか、
そもそもやることに意味があるのか、
ということを考えずに言われた通りに動く、
「サラリーマン染色体」
になってしまう可能性があります。
「お手」と言われても、
「いや、今は『ワン』と吠えるべき局面ではないですか」
と平気で言える資質が、必要だと言われています。
エンジニアの世界はスポーツと同じで、
ヤングマンズ・ゲームであり、
実質的な仕事の担い手は30歳なのです。
最先端の知識を持っているのは係長であり、
課長は係長からの意見を聞いて判断し部長に上げ、
部長は30代前半の人達の作った資料を読み上げていく。
つまり、上に行くほど実務面で役に立たなくなってしまうのです。
サラリーマン染色体に染まりながら、
それに抗って、自分を生かす方向で努力をする
というのは、実は相当難しい。
というのは、年功序列型組織において、
ピークを打った後の35歳から50歳までは、
ひたすら出生の順番を待つ我慢の時代が続くからだそうです。
この15年間を「魔の15年」と呼んでいます。
「なるほど」
「魔の15年」恐すぎます。
確かに、職場にいる40代前後の上司を見ていると、
いきいきとしている人は少ないです。
20代のうちに読んでいてよかった。
「自分の人生をどのように生きるか」を振り返ることができたためです。
直ぐには結果は出ませんが、念のため。
まず、30歳までは本職に精を出し続けます。
30歳になって、「魔の15年間」に対して、自分がどのように思うかを確かめたいと思います。
そのときに、投資でもある程度の結果が出ているといいな。
また、こんな面白いことも、書かれていました。
幸せをお金の関数としたとき、
どこで最大値をとるのか。
「2500万円の蓄えと
月々夫婦で30万円の年金で、
ちょっと贅沢をしながらも悠々と暮らす」
筆者はこのあたりにピークがあるような気がするとあります。
私も納得しました。
大金持ちが必ずしも幸せとは限らないのです。
そのバランスが大事なんですよね。
今回、年金と書かれていますが、20代の40年後に対し、
年金制度は崩壊していると私は考えているため、
(筆者は、現50代は保障されているしか書かれていない)
投資運用で、30万円/月を自分で作ることが必要です。
60歳時の最低目標が決まりました。
貯蓄2500万円+投資運用30万円/月です。
「うーん、これは達成させたい」
そのために、20代のうちに、土台を作り上げていきます。