2-25下流老人

こんにちは、

今回は「下流老人」についてです。

 

 

この本は2015年6月30日に第一刷が発行されており、

 

 

本日、第7刷が本屋の店頭に並べられていました。

 

 

前タイトルの「老後破産」が去年NHKで放送されており、

 

 

「日本の老後の不安定さ」が社会的に注目されています。

 

 

 

 

この本で、何よりも危惧しているのは

 

 

「平均的な給与所得があるサラリーマンやホワイトカラー労働者が例外ではないこと」

 

 

であることだ。

 

 

これからの時代、普通に暮らしてきた人々が、

 

 

老後を迎えて、普通の生活ができなくなる、そんな時代に我々は突入しているらしい。

 

 

「下流老人」とは

 

 

「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」

 

 

のことで、筆者は12年間、生活困窮者支援を行うNPO法人の活動をして、

 

 

誰よりも「下流老人」を目の当たりにしてきた。

 

 

そんな筆者が「下流老人」にはならないための対策や予防を述べているので

 

 

以下に紹介する。
・生活保護の正しい知識の習得
・社会保障制度とは何か
・病気や介護に早めに備える
・いくらお金が要るか
・地域社会に参加する
がある。

 

 

特に印象に残ったのは、

 

 

最初の「生活保護の正しい知識の習得」。

 

 

「受け手が意識しろよ、それが当たり前だよ」

 

 

と言われているように、聞こえた。

 

 

以上、「下流老人」についてでした。

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