「Fear & Greed Index」とは

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

恐怖と貪欲。

ヒトは、この2つの感情で、動かさせる。

 

その指標の1つとされているのが、これ。

「Fear & Greed Index」。

 

VIX投資にも生かせそうなので、サクッと、まとめておきます。

とみます
この内容は「Fear & Greed Index」についてです。

 

Fear & Greed Indexとは

fear180830-4

引用…https://money.cnn.com/data/fear-and-greed/

 

英単語を並べてみよう↓

  • Fear (恐怖)
  • Greed (貪欲)
  • Index (指数)。

 

「恐怖」と「貪欲」。

まるで、映画のタイトルみたい。w

 

簡単にいうと、市場の過熱感を表す指標のこと。

  • 値が大きければ「貪欲」市場。(リスクオン)
  • 値が小さければ「恐怖」市場。(リスクオフ)。

 

算出元「CNN money」とは

 

大手総合メディア「ワーナーメディア」。

そのニュース専用チャンネル「CNN」。

 

頭文字をとって、

  • Cable
  • News
  • Network。

 

米ホテルのテレビとかで、よく流れているやつ。

さらに、金融に特化したのが「CNN money」。

 

まあ、信用できる?

 

Fear & Greed Index 7つの因子

 

恐怖と貪欲。

ヒトは、この2つによって、動かされる。

 

市場を動かすのは「感情」。

>>What is the Fear & Greed Index?

 

だから、この指標が役に立つ?

どうやら、7つの因子から「Fear & Greed Index 」が算出されている、っぽい。

 

  1. Stock Price Momentum
  2. Stock Price Strength
  3. Stock Price Breadth
  4. Put and Call Options
  5. Junk Bond Demand
  6. Market Volatility
  7. Safe Haven Demand

 

簡単にすると、

  1. 株価モーメンタム: S&P500 対 MA125
  2. 株価の強さ: 52週間の最高値と最安値を更新した株式数 (ニューヨーク証券取引所)
  3. 株価の幅: 上昇している株と、下落している株の数
  4. プット コール オプションズ: プット/コール オプションの取引量の割合
  5. ジャンク債の需要: 投資適格債( investment grade bonds)と、ジャンク債のスプレッド差
  6. 市場のボラ: VIX
  7. 安全地帯の需要: 株式 対 社債。

 

自分の言葉にしているので、参考までに。

 

んで、この7つの因子を

  • 平均から、どれだけ離れているかをチェック、
  • さらに、重みづけの処理を。

 

そうして、最終的に、算出されたのが、Fear & Greed Index。

  • 50を中立、
  • <50 を恐怖
  • 50< を貪欲

と、しているそう。

 

ちなみに、18年8月31日は「72」↓

fear180830-4

↑イケイケ相場、ってことね。

これが「50」を切ってくると、VIX投資(米国VI売りや、SVXYの買い)を検討し始める、といったとことか。

 

2018年のFear & Greed Index

fear180830-3

引用…https://money.cnn.com/data/fear-and-greed/

 

↑2018年を見てみよう。

 

今年2月には、VIXショックという、そこそこに大きい、金融ショックが。

その時で「10」くらい?

 

んで、その後、上昇をしていき…

今年8月15日。一時的な下落があった時。

それが、多分、1個前の「50」くらいかな。

 

なんとなーくだが、S&P500の上昇トレンドを、表現できているように思える。

これは、使えるかも。

 

というより、パッと見て、見やすい。

今、どんな状況なのかが、瞬時に分かる。

 

細かいエントリーポイントは別として「大枠として捉える」のに、使えそう。

今だったら、

  • 50を下に切ると、押し目を検討する感じ?
  • 80を上に行くと、利確を検討する感じ?

くらいかなぁ。

 

これまでの指標と合わせて、使っていこう。

>>VIX投資に欠かせない「VIX指標」の一覧

 

おわりに

 

以上「「Fear & Greed Index」とは」でした。

 

恐怖と貪欲。

市場は、ヒトの心理状況を表現しますが、それをパラメータ化するなんて…w

 

さすが、ビックメディアですね、

大抵、やろうと思うことは、誰かがやってます。w

 

指標を完全に信じるのではなく、アラームツールの1つとして、使っていければなと思います。

11月の米中間選挙で荒れることを期待して。

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とみます
今日も最後までありがとうございました。

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