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    Categories: 投資本

1-18 リスクに背を向ける日本人

こんにちは、

本の整理をしていると、

ある本が目に入りました。

 

その本はこちらです。

この本は、

 

直接的に投資とは関係ないのですが、

 

リスクに対する日本人の考え方を理解するのに役立ちます。

 

ハーバード大学社会学部教授のメアリーCブリントンと

 

一橋特任教授の社会心理学者の山岸俊男による

 

対談の形で書かれています。

 

以下、参考になった点についてです。

 

 

コミュニケーション

日本人のコミュニケーションは感情に重きをおき過ぎており、

自分の意図や能力を相手に伝えるためのコミュニケーションスキルが得意ではない。

 

 

成功の呪い

バブル崩壊後の日本の姿であり、あるやり方で成功すると、

状況がかわってもそのやり方にしがみついて、結局は大失敗をするということ。

 

 

セカンドチャンス

多くの日本人には、

「セカンドチャンスのあることが雇用の安定である」

という考え方が全くない。

雇用の安定は終身雇用で、クビを切らないことだと思っている。

さらに、同じ会社で雇用し続けることが道徳的であると考えている。

 

 

空気が読めない

自分の意見を発信することで周りの人達を変えていこうという発想が無く、

周りの人達から受け入れられているかどうかにだけ目が向いている。

 

 

プロモーション志向とプリベンション志向

プロモーション志向は、加点法的な考え方を持っていて、何かを得るために向かって行動する。

プリベンション志向は、減点法的な考え方を持っていて、何かを失うことを避けるように行動する。

後者に日本人が多い。

 

 

勝手な勘違い

日本人の多くは、自分は集団主義的ではなくどちらかといえば個人主義的だと思っており、

集団主義的な生き方よりも個人主義的な生き方の方を好ましいと思っている。

しかし、他の人達は自分とは違って集団主義的な生き方を好ましいと思っていて、

個人主義的な行動をとるとそうした人たちから悪く思われてしまうと思い込んでいる。

 

 

最後の勝手な勘違い、面白すぎます。

 

確かに

 

「そんなことしたら悪く思われるんじゃないか」

 

と思う自分がいます。

 

「これ、思い込みだったのかな。」

 

「日本で育った特有の環境や教育が関係あるのかな」
今後、調べていきます。

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