こんにちは、
去年の11月に個人番号カードを申請してあったらしく、
交付受取案内が届いた。
開封してみると、
受取場所や受取期間が指定されている。
受取場所は市役所なんだけど、家から遠いし、
受取期間も一方的に決められていて、「平日に来い」とある。
「この制度、大丈夫なのか」と不安を感じつつ、
受取に行くかどうかをもう一度考えてみた。
状況として、去年の11月に、通知カードを受け取り、
その際に、自分が個人番号カードを申請している。
あれから約半年が経ったが、制度自体が浸透していない気もする。
政府の本気度もよくわからない。
「だったら、受け取らなくてもいいかも」
という思いが出てきた。
行くかどうかを悩んだので、詳しい友人に聞いてみた。
極論、
「いずれは、個人番号制度は浸透するし、政府に抵抗せずに受け取るべき。
現に、口座開設でマイナンバーの記載が義務化している金融会社もある」
とのこと。
「なるほど、確かにここで抵抗しても無駄な気がする」
さらに、不安な私は、別の詳しい友人にも聞いてみた。
結果、同じことを言われた。
友人らは結果を出している投資家なので、
彼らの意見を取り入れて、
個人番号カードを受け取りに行くことを決定。
そして、市役所へ。
バスを乗り継ぎ、ついに辿り着くが、
そこには、行列だ…。
手作りの受付番号86番を受け取り、
仮設で慌ただしく作られたような
会場の椅子で待つこと、約60分。
「長すぎる…。隣のおじさん、係員にきれてるし…」
係員に聞くと、
今日は人が多いらしく、機器の反応も遅いらしい。
「大丈夫なのか」と不安を感じつつ、
やっと手にした、個人番号カード。
その上に袋を被せられ、
個人番号、臓器提供意思、性別が見えない仕様になった。
「顔写真あるのに、性別隠すんだ」
半笑いしながら会場を後にした。