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    Categories: サクソバンク証券

SAXO証券、2023年の大胆予測レポートが公開された

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

今年もやってきましたね。

サクソバンク証券の大胆予測レポート2023年が公開されました。

 

ここ数年は、暗号資産やNFTに関する言及があったのですが、今回は全く触れておらず。w

内容を確認していきます。

 

2022年レポートの振り返り

 

当時のブログはこちらから。

>>サクソバンク証券の2022年大胆予測レポート、NFT技術でSpotify劣勢へ!?

 

NFTのユースケースとして、

  • 音楽業界のアーティストを救う

的な内容が書かれていたが、残念ながら、これは外れたね。

 

技術的にも可能だし、多分、誰かがやっていると思うけど、まだまだマイナーで。

ここ数年レベルで、普及していくのだろう。

 

一方で、Spotifyの株価は、33%どころか、70%ほど下落しており。w

これは、コロナ禍が落ち着いたことによる影響か?

 

結果の予測は大正解で、因果関係の予測は不正解だね。w

参考にした方は、株価の大損失は回避できたので、ヨシ!! ということで。

 

2023年の大胆予測レポートの内容

 

2023年の大胆予測レポートは、こちらから。

>>https://www.home.saxo/ja-jp/insights/news-and-research/thought-leadership/outrageous-predictions

 

いつもは、PDFが用意されていたが、今のところ、web記事だけなのかな?

ちょっと、安っぽい印象が否めなく。w

 

ざっと、10項目を並べてみると↓

  1. テック業界、エネルギー転換を加速
  2. マクロン仏大統領が辞任
  3. 金は、3000ドルまで上昇
  4. EU軍の創設で完全統合
  5. ある国が食肉生産を全面禁止
  6. 英国、ブレグジット撤回の国民投票へ
  7. インフレ抑制のために物価統制が導入される
  8. OPECプラスや中国やインドがIMFを脱退
  9. 円安の限界200円に設定
  10. タックスヘイブン禁止によりプライベートエクイティに打撃

 

んー、例年と比べて、守りの内容が多いような印象。

まあ、戦争にインフレと、マイナスな状況下にあるので、仕方ないのかな。

 

というか、暗号資産やNFTに関する項目は、消え去っており。w

これは、2023年は、さらに沈む年なのかもしれない…

(2022年は、LUNAやFTXを皮切りに、破産騒動が落ち着かなかったね。まだまだ連鎖していくだろうが。)

 

今年の項目の中で、気になった内容は↓

 

ドル円200円とさらに円安?

引用…日本は金融システムを抜本的に見直し、円安の限界を200円に設定 – サクソ大胆予測

 

ざっくり、

  • 日本は2020年、現行の金融政策を維持した。
  • 具体的に、政策金利を-0.1%に据え置き、10年国債の利回りを変動レンジ上限の0.25%にとどめつつ円安を回避するために、数千億ドルの資金を外貨準備から拠出した。
  • 2022年から2023年にかけて、FRBの金融引き締め政策と米国債の利回り上昇によって引き起こされた世界的な流動性危機によって、日本円と日本の金融システムへの圧力は再び高まるだろうと。

 

んー、どうだろうね。

最近は、FRBは緩和方向に向かっている気がしたが。

 

こう続く。

  • 日銀と財務省は、外貨準備残高の半分以上を費やした後、財政の維持が脅かされることを認識し、為替介入を減速・停止することで事態に対処する。
  • しかしドル円が160円、170円と上昇し。物価上昇に対する国民の不満が高まってくると、その危機に対して大胆かつ新たな措置が必要となる。
  • やがて、ドル円が180円を超えて上昇すると、政府と中央銀行は動き出す。
  • まず、日銀は円相場の下限を200円と宣言し、これは日本の金融システムをリセットするための期間の定めのない一時的な措置にすぎないと公表。
  • その内容には、日銀が保有する全ての債券を貨幣化し、消却する措置も含まれる。
  • 債務のマネタイゼーションを伴うQE(量的緩和)は、日本の公的債務負担をさらに軽減するために拡大されるが、その後18か月間のテーパリング(量的緩和の縮小)があらかじめ設定されている。
  • この措置により、日銀のオペレーション終了時には、公的債務はGDP比100%まで減少し、開始時点の半分以下に。
  • その後、日銀の政策金利は1.00%に引き上げられ、イールドカーブ・コントロール政策が解除されるため、10年物国債の利回りが2.00%に上昇することも可能に。
  • さらに、銀行が破綻を回避するために必要に応じて資本注入を受け、海外にある日本の膨大な貯蓄を本国に還流するための税制優遇措置によって数兆円が日本国内に戻る中、日本の輸出拡大が継続することにとなる。

 

あちゃー。

こうなると、円の価値は、だだ下がりだね。

 

前回、私が保有している、円とドルの割合をリバランスしたが、さすがに200円は…

と思いきや、海外に資産を持っている人にとっては、ドル高円安で、日本に住む分には美味しいのか。

さらに、税制優遇措置により…

 

という展開。

円の価値が下がるので、一瞬、地獄と思いきや、上手に立ち回れば美味しい局面でもあるのか…

 

自分でも、できる範囲で備えておこう。

>>円安から円資産を守り、マネタイズするには

 

結論、どんな相場が来たって、

事前に準備しておき、相場も人生も楽しんでいきましょう~

ってことで。

 

おわりに

 

以上「SAXO証券、2023年の大胆予測レポートが公開された」でした。

 

気になった内容はありましたか。

私にとっては、興味の薄い分野が多く、少し残念でした。

 

2022年も残り1ヵ月を切り。

今年のパフォーマンスも振り返りつつ、良い年で締め括れますように。

 

それでは、また。

 

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とみます: 32歳の研究者(サラリーマン)の傍ら、DIYが得意な嫁と協力しながら大家業も。フォートナイト大好き! 今日を楽しもう~♪ ブログは毎日配信、もう3年以上。 1日1%アップデートを実践中!