4-147 専業主婦は2億円損をする、橘さんの新刊を読んで「あなたのスペシャルなもの」って何?
こんにちは、読者の富も増す、とみます(@20tomimasu)です。
タイトルの「専業主婦は2億円損する」に釣られてしまい、買っちゃいました。
私、男だけど。
多分、買っている人は、妻の「共働き」か「専業主婦」とで、悩んでいる旦那さんが多いんだと思います。
私、独身だけど。
著者は「橘 玲(たちばな あきら)」さんで、昔から、彼は「お金」に関する本をよく出すんですよ。
私も、彼の本が好きで、よく読むんです。
この「新刊」は、どういう内容なのか、見ていきます。
それでは、どうぞ。
専業主婦は2億円損する
タイトルを見ただけで、何となく想像はつく。
会社員女性の年収分 = 2億1800万円
が、専業主婦になると、貰えませんよー
ということ。
まあ、フタを開けてみたら、こんなもので。
一見、ペラペラの内容にも感じるので、ちゃんと「自分で」読み解いていく必要がある。
ヒントとして、橘さんは「なんで今このような問題を提案しているか」という視点で見ると、見方が変わってくるかも。
個人的には「生き方を見直せ」って、感じたわけで。
他にもこんなデータがあった↓
- 日本の女性労働率が、全ての年齢で「80%」以下。
- 一方、30代~50代のスウェーデン女性は「90%」くらい
ここから言えることは、欧米と比べて、日本の専業主婦は、まだまだ多いということ。
その専業主婦の働き方?っていうのかな、
内容的には「専業主婦」に限ったことではない。
なので、20代会社員が感じた、
「いいなー」と感じた内容をまとめておく↓
仕事をどうみなす?
仕事をどうみなすか、が大事。
3パターンある。
- 「労働」とみなす ⇒ 生計のために、やむを得ず
- 「キャリア」とみなす ⇒ 自分の成長のために
- 「天職」とみなす ⇒ 充実感や社会的意義を見出し、楽しむ
まあ、色々な考え方があるよね。
もちろん私は「2, 3」の考え方。
ただ、逆の見方をすると、会社は「2, 3」のように見せかけ、会社員を奴隷のようにこき使う。ってこともあるので、注意が必要だね。
それでも「会社の仕事が好き!!」って言う方は、なかなかいないと思う。
好きだけど、一部やりたくないことだってあるよね…
また「自己実現」を「好きな仕事をして、皆から評価されたり、感謝されたりすること」と書かれている。
ただ、他者評価の判断は難しいので、今は自分が夢中になれることに専念する方が良いのかなって。
がむしゃらに生きた結果、「他者から、なんか、評価されるようになったぞ」っていう方が、ベターだと。
どう生きる?
まあ、結局は「本人がどう生きる?」という問題に着地するんだけど、この本には具体的な提案があるわけではない。
「自分で考えろ」ってことなんだけど、ちょっと不親切だよね…
ただ「抽象的に」だけど、こんな素敵なことも書かれていた↓
- 「自分にベストな戦略を練る」
- 「会社で働かなくてもいいという戦略」
私が「戦略」好きってのもあるけど、概ね間違ってないと思う。
1つの働き方にこだわる必要はない。
特に、若いうちから決めつけないで、むしろ、好きな仕事かどうかを判断するために、色々やって「自分に合った戦略」を見出す方がいい。
何か、生涯現役で「好きな仕事」をするために、できれば20代で、遅くても30代のうちに、自分の「スペシャルなもの」を見つけよう、とのこと。
これには、強く共感。
自分のスペシャルなものって何?
私だったら、
- 研究?
今だったら、
- サイエンス×事業?
あるいは、このブログの
- 金融?
もっと具体的に言うと、
- 仮想通貨を使った新規ビジネスの情報収集
だとか?
まあ、あまりこだわらずに、まずは行動して「やっぱ面白い」と感じたものが、「自分のスペシャルなもの」なんだと思う。
最終的には、これらを組み合わせることができたりして↓
「サイエンスの研究×事業立ち上げ×金融=とみます?」みたいな。
話が逸れたが、スペシャルなものを持つ強みとして、それを象徴付けるエピソードとして、こんな話があった↓
大手広告代理店 vs フリー編集者
ある「大手」広告代理店が「フリー」編集者と協力して「雑誌」を作ることになった。
テーマは「美容・健康」。
だが「大手」には、この分野に詳しい人はいなかった。
そのため、雑誌作りは「フリー」を中心に企画開発されていった。
その過程で、「フリー」が「この仕事楽しくないから辞めたい」というようになった。
だが、「大手」は「お願いだから辞めないでくれ…」となった。
結果「嫌なことを嫌」と言える「フリー」の存在価値が上がり、報酬もアップされた。
みたいな話。
かなり自分の言葉にしているので、注意はしてほしいものの、ここで言いたいことは「他の人が出来ないほどに、スペシャルなものを持つ」ことが大事なんだってこと。
極論、自分の好きな専門性を伸ばしていく、そうすると自ずと価値が上がっていく。
だから、やるなら「自分が苦にならないことをやろうよ」ってことかな。
好きなことをやる、嫌なことを嫌という、一見、生意気に見える若者が、これからの個人の生き方を変えていくんだろうね。
「やらない」という発言は、けっこう勇気? エネルギーがいるし、大変なんだけど、建設的に「断る」習慣をつけていこう。
おわりに
以上「専業主婦は2億円損をする、橘さんの新刊を読んで「あなたのスペシャルなもの」って何?」でした。
最近は、インターネットを使って、論文やホワイトペーパーしか読まないので、久々に本を買って読んでみました。
具体性は欠けるものの、万人受けされるような構成になっており、違和感なく読み進めていくことができます。
ただ「読んで、具体的にどうしよ?」ってのが、大事なので、それは「個人ブログ」を読んでいくのがベターだなと思いました。
他人の実体験ってのも、かなり勉強になるんですよ。
ぜひ、自分が気に入った「個人ブログ」を見つけてみて下さい。
LINE@登録の方もよろしくお願いします。
おかげさまで129名を突破しました!!
コメントの方もガンガンよろしくお願いします。
それでは、また。
建設的に断る、っていうのはいいですね。
それはやり兼ねますが、替わりにこれならやりますよ、的なことでしょうか。
コメントありがとうございます。
そうですね、なかなか言うの難しいですが…
「優先度の高いこちらをやった方がいいのでは?」という感じの言い回しで、です。
なぜ今この問題をあげるのか、という読み解きいいですね。
やはり女性の自立が世の流れなのですね。
コメントありがとうございます。
そうですよね~。男性も女性も自立する能力が問われています…。