こんにちは、読者の富も増す、とみます(@20tomimasu)です。
区分投資を始めてから、早2年が経ちました。
きっかけは日銀の「マイナス金利政策」。
今は、とにかく金利が低いから、借りたもん勝ち。
ってことで、区分1室を「毎年」購入してきたわけだが…
げっ! 金利が上がっている!!
…金利が上がると、どうなるのか。詳細をみていきましょう。
それでは、どうぞ。
変動金利が上がっている
この時期になると、融資先の銀行から「ご返済予定表」が届く。
その返済表には、
- 貸出開始日
- 最終返済日
- 年利率
- 貸出金額
- 今までの返済額
- …
などが書かれている。
…ん ?
よく見ると、
- 変更前利率 1.850%
- 変更後利率 1.900%
になっているではないか!!
ひえー。
もう上がるのか。
まあ、「+0.05」だけど…
でも、これが「35年」となると大きいわけで。
あれ? でも返済金額は変わっていない。
これはどういうことだ?
返済金額は変わらないで、元金返済が減っている
2年前に購入した「桜木町」の区分1室を例に挙げよう↓
月日 | 返済額 | 元金返済 | 利息返済 |
17/11 | 65,047 | 34,856 | 30,191 |
17/12 | 65,047 | 34,910 | 30,137 |
18/1 | 65,047 | 34,151 | 30,896 |
18/2 | 65,047 | 34,205 | 30,842 |
返済額は一定。
ん? よく見ると、2018年から、元金が減って、利息が増えている。
元金は、残債を減らす金額で、利息は銀行に払う金額↓
- 返済額 = 元金返済 + 利息返済
- 残債 = 借入 – 元金返済
つまり、変動金利が上がると、残債の減りが少なくなるってこと。
…借金し続けろってことね( ゚Д゚)ヒエー。
さらに、この変動金利が「ガンガン」増えてくると、「利息返済」がどんどん増えていく。(ただし、前回金利×1.25倍が上限)
今回は「ちょびっと」だけだったから、良かったものの、
もし、トータルの返済金額よりも、この利息返済額が増えてしまうと「未収利息」となり、返済しても、借金(残債)は減らないという「魔のスパイラル」に陥ってしまう。
そうならいように、日ごろから「お金」のチェックはしておこう。
満期を迎えたらどうなる?
ん? でも、この場合だと、借金の減るスピードが減るよね。
返済額が増えてるわけじゃないし…
35年の満期を迎えたときは、どうなんだろ?
残債(借金)は残るわけだから…
- そのときに残った借金を自分で返済?
- それとも、期間を延長できる?
かなー。
これからもっと上がるようなら、問い合わせてみよう。
基本的に「金利上昇」には「繰上返済」が特効薬だけど、買って5年以内は「手数料」がかかる。
一方「5年ルール」といって、変わった後の変動金利は「5年間」変わらないらしい。
↑これがホントなら焦ることはないかな。
まあ、「半年に1回」ある「金利見直し」を今後フォローしていき、その都度、対応していこうと思う。
おわりに
以上「区分所有の返済予定表が届いたよ、げっ! 変動金利が上がってる…」でした。
歴史的に低い金利相場が続いてきましたが、トランプさんの影響でしょうか。
米国債に釣られて、上がったのかもしれません。
とかいいながも、銀行が利益を増す「戦略」をとったのが、最大の理由かもしれません。
何はともあれ、個人としてできることは「繰上返済」ができるように「自己資金」を増やしていくことです。
2018年も、給料以外の収入源を安定させていきましょう。
LINE@登録の方もよろしくお願いします。
それでは、また。
変動金利、こんなに早く上がるとは(^^; 知り合いがアパート経営をはじめて、融資は即決定したのに金利の決定が長引いてるようでした。 変動金利にしようか固定にしようか悩みますね…