とみます(@20tomimasu)です。
今回は「VVIX」について。
一言で言うと、VIXのVIXです。
正確に理解するためには、
- インプライド・ボラティリティ
- ヒストリカル・ボラティリティ
- VIX
の知識が必要。
1つ1つ、メモしておきます。
インプライド・ボラティリティ(IV)とは
インプライド・ボラティリティ
- Implied (含有された、予想された)
- Volatility (変動率)
「IV」と呼ばれる。
オプションでは、
現在の「プレミアム」が、どう変化するかを数値化したもの。
未来の「変動率」といったところ。
一方、対義語として「ヒストリカル・ボラティリティ」↓
ヒストリカル・ボラティリティ(HV)とは
ヒストリカル・ボラティリティ
- Historical (歴史の、過去の)
- Volatility (変動率)
「HV」と呼ばれる。
過去のデータに基づいて、算出される。
これまでの原資産価格の変動率の「平均値」を意味する。
ざっくり、標準偏差(σ)くらいの理解をしておく。
VIXとは
↑VIXとは、「CBOE」が算出している「Volatility Index」と認識している。
んー、数式は難しいね…
ざっくり、
- ヤバい!! 暴落するぞ!!
- →アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)のプット買っとこ。
みたいな状況で、上昇する指数と認識している。
その「VIX」の「VIX」。
それが「VVIX」。
ビビビ、ビビックス!?
VVIXとは
まず読み方は、
- ビィービックス。
定義を調べてみると、Cboeのホワイトペーパーが見つかった。
>>VIX® of VIX (VVIXSM) Whitepaper
う、難しい…
読みやすかったのが「Investopedia」↓
>>Chicago Board Options Exchange (CBOE) VIX of VIX (VVIX)
VVIXとは、
- VIXの30日後のインプライド・ボラティリティ
とのこと。
VIXが将来に向けて、どれだけ動くかを数値化した値?
これも、VIXのオプション売買から、算出される模様。
VVIXのチャート
結局、チャートが一番、分かりやすい↓
引用…https://finance.yahoo.com/chart/
今年の2月が、最も高い。
- 18/2/5、167.28
やはり、暴落時に高くなる傾向がある。
が、その度合いは、あんまり参考にならない?
というのも、2018年のVIXショックより、2008年のリーマンショックの方が小さい。
これは、VIXの大小と逆行する。
んー、今年のS&P500は高値だったこともあり、VIXのオプション取引が、過剰に反応したのかもね。
VVIXの使い方
- VIXのボラティリティを予測する
- 異なる限月のVIXオプション価格の方向性の影響を予測する
- VIX先物価格のマーケット自信の表れ
- …
みたいなことが、書かれているが…
うーん、
金融ショックが起きた際に、その「度合い」が、なんとなーく分かるくらいで良いかな。
結局のところ、
- 短期の過熱感を図る指標の1つ
と、認識した。
事前アラームではなく、事後アラームに近いので、将来を完全に予想できるものではない。
あくまで参考までに。
なんだかんだ、色々と調べてみたけど、S&P500のテクニカル分析が一番、有効に思えてきたわ。w
まあ、投資は、総合力。これからも金融リテラシーを高めつつ。
おわりに
以上「VIXのVIX「VVIX」(ビービックス)とは」でした。
VIXトレードする際は、VVIXは参考にする程度にしておき。
VIXは、S&P500を基に計算されるので、まず、S&P500のテクニカル分析が第一優先。
その判断を加味する程度に、確認していければ。
国内でのトレードは、手数料の低いGMOクリック証券で。
それでは、また。
とみますさん ゼミでもお世話になっております。yaxです。 VVIXの指標は聞いたことがありましたが、トレードでのうまい使い方が浮かばなかったです。 VIXに先行して変化するとも限らないのかなあ、仕組みを勉強していきたいです…