とみます(@20tomimasu)です。
圧倒的なTVLを誇る、Wormhole。
和訳すると、いも虫の穴?
昨日のDeFi Lllamaでは、エアドロ給付金の可能性を示唆しており…
簡単に触ってみました。
Wormholeを知ったきっかけ
引用…https://defillama.com/airdrops
昨日、ブログで取り上げた、DeFi Llama。
そこで、Airdropsランキング1位だったのが、
- Wormhole (ワームホール)
和訳すると、いも虫の穴?
なんだこれは。w
しかも、TVLが圧倒的。
- 2.9 billionドル
だと!!
複数のネットワークにも対応している。
一体、どんなサービスなのだろうか。
Wormholeとは
- 公式サイト: https://wormholenetwork.com/
- ホワイトペーパー: https://docs.wormholenetwork.com/wormhole/
- ポータル: https://portalbridge.com/
ざっと、
- Wormholeは、複数のチェーンに接続する汎用メッセージパッシングプロトコル。
- 現在、2つの機能が構築されている。
- 1つ目は、トークン・ブリッジ。これは、サポートされるチェーン間でラップされた資産をシームレスにブリッジできる。
- 2つ目は、NFT・ブリッジ。これは、ERC721、およびSPL NFTを異なるチェーン間で転送できる。
と書かれており。
おー、
トークン(暗号資産)のブリッジだけでなく、NFTのブリッジができるのか。
斬新だな。
NFTブームもあり?
TVLが増えているのだろうか…
どういった使い方ができるんだろ。
よく分からないので、とりあえず、触ってみる。
Wormholeのブリッジ使い方・始め方
- 「portal」より、ネットワークとトークンを選択。
- 全てのトランザクション処理を終える。
以下、画像を用いて↓
↑トップサイトは、こんな感じ。
送付元と送付先のネットワークを選択できる。
最初、Ethereumでテストしようとしたけど、ガス手数料が他と比べて高いので、
- BSC→Polygon
を選択した。
↑試しに、0.1BNBを送ろうとしてみると、
Polygonは、BNB自体を扱っていないので、
- Wormhole Wrapped
されるみたい。
ネットワークに乗せるための、専用の梱包だね。
送付後、redeem (受け取りのニュアンスに近い)をする必要があり、けっこう面倒だった。
全てのトランザクション処理を終えると、PolygonにWBNBが転送され。
ネットワークの追加ボタンが出るので、それでwallet内も確認できる。
ちなみに、専用リストもあるので、アドレスの確認は、ここからもできる。
>>https://github.com/certusone/wormhole-token-list/blob/main/content/by_dest.csv
ふー。
途中、ボタンを選択しても、サイトの反応が無かったり、かなり不安定だった。
これは、大丈夫なのか。w
ちなみに、PolygonでBNBを持っていても、使い道が無くて、忘れるだけなので、復路の処理をしておいた。
なぜか、Polygon→BSCのトランザクション処理は、時間が掛かったね…(30minほど。)
総じて、
個人向けのサービスでは無くて、事業者向けのサービスなのかな?
何か別のチェーンでの資産を担保にして、
新たなサービスを開拓したりだとか?
まあ、個人的に、ネットワーク毎に管理しているので、あまり使う機会は少ないかな。
あと、彼らのブログを読んでいると、1つ前のV1のブリッジサービスは、3/31に閉鎖するみたい。
>>Decommissioning Wormhole V1
- V1アセットを持つユーザーは、移行プラットフォームを使用してトークンを移行しておいて~
とあるので、昔のプレイヤーは、忘れずに。
移行期間ということもあり、TVLが増えたのかな?
今後、使い方を模索しつつ、ランキングでの推移に注目していければ。
おわりに
以上「Wormholeとは」でした。
本質は、汎用メッセージパッシングプロトコル。
今は、トークンやNFTだけですが、あらゆる文書や情報において、相互間のやり取りに使えたり?
独自トークンの発行に期待するだけでなく、彼らのサービスの発展性にも注目しつつ。
それでは、また。