とみます(@20tomimasu)です。
初めてアパートを購入してから、3年6か月が過ぎました。
当時のブログを読み返してみると、いかに当時の計算が甘かったか…
これまでの売上、実支出(管理+修繕+税金+返済)、キャッシュフローの推移を確認していきます。
地方築古1号アパート購入時に掛かったお金
1号アパートのスペック、融資条件は、当時のブログに。
>>初めてのアパート一棟を購入、諸費用とキャッシュフロー収支
初期時の手出しとして、
- 頭金300万円+諸経費150万円=計450万円
が掛かった。
3年が経った今、どれだけ回収できたのだろうか。
確認していこう。
これまでの年間売上、支出、キャッシュフロー(CF)
↑
- 黒線が、賃貸による売上
- 縦棒が、実際の支出。
- オレンジ色が、管理費で、管理手数料や入居時の広告費、電気代などが含まれる。
- 灰色が、修繕費で、内装や外装工事が含まれる。
- 黄色が、税金で、毎年の固定資産税と、初年度は取得税が含まれている。
- 青色が、銀行への返済である。(一応、負債の減価=元金も含めている。)
売上から、支出を引いたものが、キャッシュフロー(CF)であり、
図中、黒線と棒グラフの間が広ければ広いほど、CFが多いということである。
- 2020年は、空室が3部屋あった状態だったので、売上自体も小さい。CFも少なく36万円。→月3万円!
- 2021年は、満室になったものの、退去が発生し、さらに、身寄りのない病死があったため、1部屋の現状回復に90万円近く掛かってしまった。これが痛手。CFは58万円。→月5万円!!
- 2022年は、退去があったものの、入居が速く決まり、売上好調、さらに修繕が少ない年であった。CFは好調で127万円。→月10万円!!!
回収額=36+58+127=221万円
ぬぬ、
ようやく、半分回収といったところか。
最短3年と見積もっていたのは、甘すぎの甘ちゃんだったね…
何が一番の誤算だったかというと↓
築古の修繕費用の見立てが甘かった
当時、年間30万円くらいと想定していたが、全くの見当外れだった。w
これは、都内の築浅区分マンション投資からの成り上がりだったので、修繕費用に対しての認識が薄かったね。
もし、区分マンションを持っている方が、築古アパートに参入する場合は、注意してくれ。
実際、55万円、125万円、39万円と修繕費が掛かった。
まあ、身寄りのない病死を引いたのもあるが、単身者向けの築古アパートには、これからも頻繁にあるものだろう。
肝に銘じておく。
また、外壁塗装などの大規模修繕が、あと5年後位から必要になってくるので、
手出し資金をようやく回収した…‼というタイミングで、また大金が出ていくという。w
(まあ修繕費は、銀行の融資を使うと思うけど。)
って感じに、あまりCFが増えなーい。
3年経って満室稼働させて、ようやく、CFが月10万円ってところね。
ところで、今年は、退去や突発的な修繕が発生していないぞ。
- 理想CF=年180万円くらい?
夢見ていこうじゃないか。
言っている傍から、トラブルが起きたりして?
これだから、築古アパートは辞められない‼
おわりに
以上「地方築古アパートで月10万円のCFを得るのに3年掛かった話」でした。
あ、あと所得税…
2022年は利益がかなり出たため、今年の納税がキツかったんだ…
(減価償却はあと2年で切れる…)
くー、全然、キャッシュフロー増えないぜ。
それでは、また。
いつも相談に乗ってもらってありがとうございます! 今回の記事、まさに知りたい内容でした! 大規模修繕を迎えても、累計CFがプラスを維持できそうですごいです!