4-31 iDeCo(イデコ)とは、私が絶対にやらないたった1つの理由
こんにちは、読者の富を増す、とみますです。
今日は「iDeCo」についてです。
以前行った、読者アンケートにおいて、「とみますさんは、iDeCoをしていますか」という質問がありました。
確かに最近、注目を集めていますよね。
そこで、今回は「iDeCoは、投資先としてどうなのか」という視点で、読み解いていきます。
このブログを読んだ後のあなたは「iDeCoに投資すべきかどうか」がはっきりとわかるでしょう。
それでは、どうぞ。
iDeCo(イデコ)とは
そもそも「iDeCo」とは、何なのか。
調べてみると、iDeCoは、individual-type Defined Contribution pension plan の略称のこと。
それぞれ、
- individual-type ⇒ 個々のタイプ ⇒個人型
- Defined ⇒ 定義された ⇒ 確定
- Contribution pension ⇒ 拠出年金
- plan ⇒ 計画
全てを並べるてみると「個人型確定拠出年金」。
「iDeco」って「年金」なんだね。
なんとなーく「年金」に「愛嬌を持たせよう」としている感じがして、あまり好きではない。
そんな「iDeCo」が、なぜ、注目を集めているのか。
「iDeCo」3つのメリット
今、会社員に人気らしい。
それは、2017年1月1日から、勤務先に「企業年金制度」のある会社員でも、加入できるようになったから。
あと、公務員も。
よく広告で見るようなメリットについて、それぞれを見ていく。
- 掛け金が所得控除
- 運用益に税金がかからない
- 受取時に税金が優遇される
まずは、掛け金の所得控除から。
1. 掛け金が所得控除
「iDeCo」に投資する「掛け金」は、全て所得控除されるらしい。
これだけ聞くと、すごく魅力的に聞こえる。
とみますのケーススタディを見てみよう。
28歳、独身、年収450万円、掛け金1万円とする。
その場合の節税額は、なんと
…
…
なんと、年間36500円の節税に!!
おー、思った以上に、効果が大きい。
「意外に使えるのか?」
2. 運用益に税金がかからない
次に、運用益に「税金」がかからない点である。
一般の金融商品の場合、今だと、運用益に対して「20.315%」の税金がかかる。
(所得税、復興特別所得税、住民税で)
しかし、このiDeCoの場合、その税金がかからないのだ。
なんだか、NISAみたいだね。
NISAは、株の利益に対して、非課税になる制度である。
これだと聞くと、運用益に税金がかからないのは、すごく魅力である。
だが、
だが、
だがだ。
「運用益がプラスになるのだろうか。」
iDeCoでは、運用する商品を「自分で選択していく」必要がある。
もちろん、窓口?あるいはホームページで教えてくれる場合もあるものの、それが運用益が出る商品であるかどうかは、自分で判断しなければならない。
利益が出るかどうかは、結局は「選択した商品」に依存する。
SBI証券の商品群をパッと見た感じ、「インデックスファンド」や「リート」、「外国株」なんかがある…
「ん、なに。
思った以上に、商品が充実している。」
確かに、自分で「正しい組合せ」を選んで、運用していけばプラスの運用益は出そうだ。
「その運用益に税金がかからないわけだから、結構お得じゃん」
3. 受取時に税金が優遇される
受け取る時にも、税金が優遇されるらしい。
受け取る方法は、「年金として受け取る方法」と「一時金で受け取る方法」がある。
年金で受け取る場合、「公的年金等控除」が使えるとのこと。
一方、一時金で受け取る場合、「退職金などと合算して退職所得控除」が使えるとのこと。
さらに、これら2つを組み合わせて、使えることもできる。
半分を年金で、残りの半分を退職金で、的な。
「へー、意外に使えそうじゃん。」
次は、デメリットについて。
ここからが本番ですよー。
「iDeCo」最大のデメリット「流動性」
iDeCoについて、調べてみたけど、「なんだか良さそうじゃん」って、正直思ってしまった。
そこで、もう一度、広告の隅から隅までを見てみる。
穴が開きそうなくらい。
…
…
…すると、広告の片隅に「小さい文字」で、
*確定拠出年金は、原則60歳まで引き出すことができません。
と書かれている。
60歳…\(゜ロ\)(/ロ゜)/
「長いよー、長すぎる。」
原則ってなんだ?
調べてみると、本人が死亡したときや、東日本大震災等で「どうしてもお金が必要になったとき」以外は、途中で引き出しができない。
途中で、掛け金の「変更」や、積立の「停止」はできるんだけど、基本的に「一度iDeCoに投資した「お金」は、60歳まで取り出せない」ってこと。
簡単に言うと、
流動性悪すぎ。
だから、私はやらない。
だって、途中でお金がどうしても必要な場合が、出てくるかもしれないよ。
けがや病気?それもそうだけど…
もっと資産性のある投資案件に出会ったとき、それに「お金を回せない」よね。
ウォーレンバフェット氏の若いときの言葉を借りるが、
「私は車を買わない。だって、そのお金があれば、将来●●千万円になるからね」
と言っていて、それが実現した今でさえ、ふつーの車を使っているらしい。
要するに「機会損失になり得る」ということ。
とみますの読者なら、絶対にやらないらー。
手数料がかかる
他のデメリットとして、運用先の金融機関に対して「手数料」がかかる。
証券会社によって、手数料を「安く」している場合もあるから、気になる人はチェックしてみて。
でも、パッと見た感じ、50万円未満の口座管理手数料で「毎月324円」って書いてあったから、調べる気も失せました(´・ω・`)。
おわりに
以上「iDeCo(イデコ)とは、私が絶対にやらないたった1つの理由」でした。
確かに、税金的に優遇されていて、すごく魅力的です。
社会的にハヤるのもわかります。
でも、
それでも「流動性が悪い」から、私は絶対にやりません。
もっといい投資先を探していきましょー。
むしろ、税金を支払ってでも、利益を出していきましょー。
が、私のスタンスです。
たまに失敗するけどね( ゚Д゚)テヘ
それも公開しています。
こうやって、たまに読者向けのWEBアンケートを行って、ブログにする場合がありますので、LINE@登録の方もよろしくお願いします。
質問して頂いた方に、心より感謝です(^^)/
今日も最後までありがとうございました。