【18年06月】THEO、WealthNavi、トライオートETFの運用結果を鑑みて、今後の運用を「見送り」

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

便宜的に「AI運用」と呼んできた3つの運用。

正確にいうと「ロボアドバイザー」および「自動売買」なので、学習能力(Deep Learning)的な要素は、まだ? 無いので、予めご留意ください。

 

合計「50万円」を投下し↓

  • ①THEO 10万円
  • ②WaelthNavi 10万円
  • ③トライオートETF 30万円。

 

その結果、および、そこから得られた知見を基に、今後の運用方法について、まとめておきます。

とみます
この内容は「ロボアドバイザー×自動売買×運用」についてです。

 

S&P500の値動き

 

まず、これらの主役となる、米国株式市場の大きな流れを確認しておこう。

米国の証券所に上場している「500銘柄」の平均「S&P500」の日足がこれ↓

トライオートETF180701-4

引用…https://jp.tradingview.com/chart/

今年2月まで、長い間、上昇トレンドが続いた。

ところが、2月のVIXショックを皮切りに、調整局面を迎えている。

 

パッと見、ここ4ヵ月間は「レンジ相場」のよう。

 

そして、この「AI運用」。

始めてから、3ヵ月が経つが、構成される「ポートフォリオ」および「自動売買」を見る限り、どのタイミングで始めるかがとても大事だと。

 

4月9日「青い」レ点で示したところが、エントリーポイントだ。

ボックス圏のちょうど下の抵抗線があるようなところ。

 

それが功を奏し、結果的に、プラスになったと言える。

 

単純に、自分の好きなタイミングで行うと、痛い目を見るんじゃないのかな。

たとえば、6月中旬辺りに、始めたりだとか。

 

確かに、もともとの設計指針が「長期運用」としているサービス。

なので、小さい値幅を気にしても意味がないのかもしれない。

 

なんだけど、「含み損が続く状態」を好きな人はいないよね。

特に、元手の少ない20代会社員のお金を「ロボアドバイザー」および「自動売買」に投下するのは危険だと、感じたので、まとめておく。

 

それぞれの運用結果をみていこう。

 

①THEO

 

THEOに入金し、自分に合った運用を選択すると、勝手に銘柄を最適化してくれる。

今回は「グロース100%」と、最もアクティブな運用にしている↓

Theo180701-4

 

その時の実際のポートフォリオがこんな感じ↓

Theo180701-3

  • VTV (米国の大型の割安株)
  • VPL (アジア)
  • VOT (米国の中型の成長株)
  • EWJ (日本)
  • VOE (米国の中型の割安株)
  • EPI (インド)
  • EWT (台湾)
  • EPP (日本を除くアジア)

といったところ。

 

パッと見、分散されているし「VTV」を多く保有していることから、さすがだなと思いつつも…

 

円での含み益が↓

Theo180701-1

+2,293円。

 

ドルベースでは↓

Theo180701-2

「-9.38 USD」のマイナスという結果に。

 

うーん、イマイチ。

新興国が足を引っ張ている。

 

せっかくの上昇トレンドに乗れたのに、この程度なのである。

 

一方、同じようなロボアドバイザーの「WealthNavi」はどうだろうか。

 

②WealthNavi

 

まず、ポートフォリオがこんな感じ。

ちなみに、プランは、最もアクティブな運用を選んでいる↓

WealthNavi180701-2

  • VTI (米国)
  • VEA (日欧)
  • VWO (新興国)
  • AGG (米債券)
  • GLD (金)
  • IYR (不動産)
  • 現金

だ。

 

銘柄が重ならい辺りは、互いに意識しているのかな。w

こっちの方が「保守」が効いている感じはする。

(THEOのように、グロース100%はできない。)

 

結果↓

WealthNavi180701-1

円で「+1,946円」。

ドルで「-10.97 USD」という結果に。

 

うーん、イマイチ。

「為替」の影響がなければ、両方とも、マイナスやんけ。

 

ってことで、

今回のように、たとえ、局所的な上昇トレンドに乗れたとしても、ロボアドバイザーの結果は「-10 USD/3ヵ月」程度だということがわかった。

 

①THEO ②WealthNavi 一旦、辞めます

 

国を分散することで、逆に、新興国が足を引っ張ることになってしまった。

リスクは分散されるが、利益も分散されることを、肝に銘じておこう。

 

投資の初心者にとっては、ポートフォリオの組み方など、参考になるかもしれない。

だが、この結果を見る限りは、とてもじゃないけど、良い投資とは言えない。

 

むしろ、追加投資(積立)なんて、恐ろしくて、できない。

口座内での「現金ポジションへの変更」は、できなさそうなので、一旦「全額出金」を行うことにした。2つとも。

(THEOの場合、解約になるらしい。)

 

今年11月は、米中間選挙もある。

18年後半に向けて、株を持つこと自体が「危険」な気がするので、ここは、潔く「撤退」する。

 

暴落が終わった後に、再開するくらいが良いかもね(*´▽`*)。

 

そして、最後に、トライオートETF↓

 

③トライオートETF

 

これが一番、利益を出してくれた↓

トライオートETF180701-1

 

3ケ月で、+約2万円。

  • 4月…8,817円 (+2.9%)
  • 5月…6,442円 (+2.1%)
  • 6月…5,815円 (+1.9%)

 

月利「+2%」という、とんでもない結果に。

私が得意とする「日経225オプション取引」の運用利回り程である。

 

「それだけ、リスクが高い」って言いたいんだけど、伝わるかな?

これ、初心者には、おススメできない。

 

ちなみに、「ナスダック100トリプレット」(TQQQ)を選択した。

まず、2017年からの値動きを見ていこう↓

トライオートETF180701-2

2017年は、超「上昇トレンド」。

~2017年に、始めれれば最高だった。

 

ところが、私が始めたのは、3ヵ月前。

ちょうど、調整局面。「レンジ相場」だったんだよね↓

トライオートETF180701-3

 

青いレ点がエントリーポイント。

そして、6月22日、ノーポジションに。

>>【トライオートETF】「TQQQ」ノーポジションに

 

うまいこと「上昇トレンド」に、エントリーできたから、たまたま利益が出た、としか言いようがない。

MACDのクロスが、かなり参考になった。

 

そして、何よりこの経験で得たことは、ポジションを持ち続けてはいけない、ということ。

自動売買のスイッチを、付けっぱなしにしてはいけない。

 

特に、今の、ボックス相場では。

(あるいは、これからの下落トレンド? )

 

もし、判断が遅れていたら、含み損が出てしまい、利益は減ってしまっていただろう。

そして、この銘柄は「ナスダック100」つまり「ナスダックに上場している、金融を除く100銘柄の平均」の「3倍」の値動きをする。

 

よく悪くも、地雷を踏む可能性が高い。

特に、今は「トランプ爆弾」。

 

このトライオートETFのアルゴリズムは「買い戦略」をベースにしているので、何かあったときのヘッジができない。

自分で、何とかする必要があり、それを、投資初心者がどうこうするのは、とても難しい。

 

なので、このまま「スイッチオフ」の状態を継続。

ノーポジションを継続することを判断した。

 

ロボアドバイザー+自動売買の今後の運用方法

 

兎にも角にも、

  1. THEO → 全額出金
  2. WealthNavi → 全額出金
  3. トライオートETF →ポジションを持たないことを継続

することにした。

 

「ロボアドバイザー」および「自動売買」の「主軸の米国株の値動き」が「調整局面」を迎えている以上、むやみに、エントリーすることはしないことに。

 

一見、これらの運用方法は「お金を投下すれば、放置でオッケー」と見えるが、景気の状況下に、強く依存するように見えた。

 

前提として、

  • 株は上がる

 

この前提条件が崩れ去ったとき、痛手を負うことになる。

そして、それが起きそうだと。w

(根拠はない。勘だ(`・ω・´)。

 

まあ、起きる、起きないにしても、

値動きの変動に対して、優位性を持って、取引できる方が、自分に合っているのかも。

 

自動の場合、どうしても、個人の融通が効かなくなるので。(´・ω・`)ソリャソウダ。

 

そして「株式」あるいは「ペーパー」範囲内での分散投資なので、金融ショックで、一瞬で壊滅する可能性がある。

(含み損を抱えて待つ?)

 

その対策として、

  • 株式だけでなく、
  • 不動産
  • 仮想通貨?
  • 他人のビジネス (ソーシャルレンディング? 社債とか? )
  • 自分のビジネス (ブログとか? )

など、資産を分散するのが大事かと。

 

そして、来たる? 金融ショックに、備え、次なる仕掛けを準備しておこう。

個人的には「VIX」だと。

 

ゼミメンバーの「くじらっきーさん」の記事を参考にしてほしい。

>>【VIX関連銘柄】米国VIの売買戦略!利益を狙うには?来たるべきチャンスに備えよう

 

今回「AI運用」に回していた「50万円」を、VIXの証拠金に回すことにした。

 

おわりに

 

以上「【18年06月】THEO、WealthNavi、トライオートETFの運用結果を鑑みて、今後の運用を「見送り」」でした。

 

結果的に、3ヵ月間の運用で「見送ること」を決定。

何だかんだ言って、市況に左右されるんじゃないかなと、判断しました。

 

確かに、数年、数十年の単位で見れば、増えていくのかもしれません。

が、限られた20代の資金がロックされる(使えなくなる)という、デメリットも存在します。

 

資産とは、自分のポケットにお金をいれるもの。

できれば毎月の収入を得たい。

 

もう一度、原点に戻り、出直します。

少ない元手ですが、より「お金」を有効活用できるように、これからも、日々、自分アップデートを続けていきます。

とみます
今日も最後までありがとうございました。

sco180415-2

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【18年06月】THEO、WealthNavi、トライオートETFの運用結果を鑑みて、今後の運用を「見送り」” に対して 4 件のコメントがあります

  1. タクコロ より:

    勉強になりました。
    とみますさんのおかげでトライオートETFでの運用を見送ることが出来資産を減らさずにすみました!
    WealthNaviとTHEOは僕は様子を見たいので、
    投資しときます。

    1. とみます より:

      良かったです(*´▽`*)!!
      確か、毎月1万円の積立ですよね!!
      長期運用目的ですので、それはそれでOKですよ~
      相変わらず参考になりますな↓
      https://you-huku.com/robo-ado01/

  2. 正解かもしれませんねー。
    特にトライオートETFは今はちょっと危なすぎる・・

    最近のとみますさんは、クリプトともそうですが、InとOutの判断が絶妙すぎです!
    素晴らしい!

    1. とみます より:

      先生のおかげっす(*´▽`*)
      https://toushi-meister.com/technical-ma/
      根拠を持って、判断できるようになりました。
      AIに負けないぞー(`・ω・´)!!

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