4-1 キャノンの配当金をゲット、利回り運用としては魅力だが、売買損益で…
こんにちは、読者の富を増す、とみますです。
ついに、このブログを始めてから、4年目に投入しました。
見出しの「4-1」は4年目の1記事目を意味しています。
おかげ様で、毎日30~50人の読者が見ています。
今年度は、3年間の下積みを生かし、より使える情報を発信していきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
キャノンからお便りが届きました
では、さっそく。
ブログを振り返って、発信していなかったことを詫びるが、
去年の12月8日にキャノン株式会社の株を、配当金目当てに購入していた。
キャノン株式会社は、プリンター複合機に強みを有しており、東証一部上場の企業である。
もちろん、魅力ある事業を応援するため、株式を購入するのもいいが、
今回は、配当金が目的だ。
その理由は、キャノン株主の権利確定日は6月と12月。
多くの企業の株主確定日が3月と9月であるのに対し、
権利が確定する時機が違うのだ。
そう、ブログでも紹介した「アールビバン」と「ヒロセ通商」は去年9月に優待(ホテルや商品)目的に購入した後、
権利確定日後に株式を売却した。
その売却金で、去年の12月に買った株式がキャノンだ。
なにせ、20代の会社員は投資に回せるお金が少ないので、
効率よく運用するためには、時機がずれていると、かなり嬉しい。
一定の所持金で、シーズン毎に、株式を買い替えるチャンスがあり、
複数の企業から、優待や配当金がもらえるからだ。
それで届いたのがこれだ。
1株につき配当金、+75円。
100株購入したので、+7500円。
税金を引かれ、手に入ったのは、+5977円。
当時(12/8)の株価は3283円だったので、使用したお金は約33万円。
その投資資金に対する収益は1.8%。
なかなかの結果である。
悪くはない。
それもそのはず、キャノンは配当金が多いことで、有名。
予想通りの結果となった。
ただ、売買損益があったので、読者の方には、ちゃんと理解してほしい。
売買損益に注意!!
配当金は、ずっと株主でいる方にとっては、すごくいい。
放っておけば、勝手にお金が増えるから。
ただ、私は、お金を多く持っていない。
そこで、なんとか、少ない資金でやりくりしているわけである。
しかし、そこにはリスクがある。
そう、売買損益だ。
今回の一件を説明しよう。
去年12月末の株主権利の確定日を狙い、
12/8に、株価3283円で100株を購入。
その後、権利を確定させた後、
翌年1/5に、株価3254円で100株を売却。
この差で生じた損益は、-2900円。
加え、証券会社に支払う手数料は、540円×2回で、-1080円。
結果、権利を手にするために、-3980円の損を出したのだ。
もちろん「権利確定日後に売らなけばよかった」という話ではある。
現に、昨日のキャノンの株価は3471円と、1月よりも上昇しており、損失が出るところで売却してしまったのが失敗と言える。
だが、それは後になってみないとわからない。
未来は誰も予測することはできなく、もしかしたら、もっと下落していたかもしれない…。
なにはともわれ、所持金を守りつつ「配当金」を手に入れるための、
戦略だったので、このやり方で、間違いはなかった。
その結果をいかにまとめる。
投資資金 32万8300円
配当金利益 +7500円
税金 -1523円
売買損益 -2900円
証券への手数料 -1080円
以上を合計し、実際に手にした利益は+1997円だ。
投資資金に対して、0.6%。
がーん(´・ω・`)。
銀行預金よりは、優れた利回りだが、少ないね。
少なすぎ。
これに費やした手間や時間を考えると、明らかに失敗をしてしまった…。
というのも、
「権利確定日前後は、配当目的にした売買が多くなり、
権利確定前は、一時的に株価は上がり、
権利確定後に、下がる傾向がある」
らしい。
まあ、そうだけど…
試したくなっちゃうんです(´・ω・`)。
これを踏まえると、
やはり、資金力のある、年齢の高い方やお金持ちが有利だということを学んだ。
というのは、自分の好きなタイミングで買えるから。
権利確定日うんぬんではなく、株価が下がった「割安」な時に、買い叩くことができる。
だから、20代会社員の資金が少ない投資家には、この方法は向かない。
おわりに
以上「キャノンの配当金をゲット、利回り運用としては魅力だが、売買損益で…」でした。
結果的に、プラスでよかったものの、手間に見合うほどの利益は得られませんでした。
この経験を活かし、今後は、株価が高い大手企業を避けたりだとか、株価が割安になるまで待とうと思います。
おそらく、そろそろ金融ショックが来てもおかしくないはずなので…。
10年を周期に大きな金融ショックが今まで来ていることから。
詳細はまた書きますが、頼りにしているレポートでは、2020年までは資産を減らさない「守り」を意識した方が良いとのことでした。
今までのように、毎月数万円の収益を出すのが難しくなるかもしれませんが、その都度、身銭を切って試行錯誤をし、その情報を読者とシェアしていけたらなと思います。
今日も最後までありがとうございました。