【家計金融資産がヤバい】金融庁のレポートから読み解く20代の資産運用
こんにちは、読者の富も増す、とみます(@20tomimasu)です。
10/25「金融庁」が「金融レポート」を公表しました。
全146ページのレポートで、国内金融のあれこれデータが書かれています。
その中で、気になったのは…
「家計の金融資産」。
簡単に言うと、
「個人の資産運用の動向はどう?」
ってこと。
比較として、アメリカやイギリスが挙げられているが…
やばいよ、日本。
個人の資産運用力?
ってのが低い。
改めてそう感じたので、その問題をシェア!!
このブログに辿り着いているあなたは「金融リテラシーが高い」。
なので、問題ありません。
でも、ふと油断していると…
周りにいる人の歩幅に合わせていると、死にますから。
お金が増えなくて。
だから、お金を回すスキルを磨いていきましょう。
詳しく見ていきます。
それでは、どうぞ。
個人の金融資産のポートフォリオ
では、さっそく。
まずは、20年前の1995年のときと、2016年のときの、金融資産のポートフォリオについて↓
- 1995年⇒合計1,182兆円
- 2016年⇒合計1,815兆円
で、成長比「1.5倍」。
取り合えず、増えていて、良かった。
ただ、日本人は、現金・比率の割合が高い。
昔から「50%以上」の割合を占めている。
日本人は「現金」が好きなのだ。
持っていても、あまり意味無いのに。
一方、アメリカは、どうだろうか↓
- 1995年⇒合計2,343兆円
- 2016年⇒合計8,821兆円
で、成長比「3.7倍」。
ひえー。
すごい成長だこと。
なんか、日本の「1.5倍」とか、大したことないじゃん。
そして、アメリカ人のポートフォリオは「いい感じに」分散されている。
現金の割合は、たったの「13%」。
しかも、その傾向は、昔から。
「国自体の成長力が違う」ってのもあるけど、
ポートフォリオの「違い」が、金融資産の拡大に繋がっているんじゃないの。
もう1回、言いますが、
今の時代、現金を持っていても、お金は増えない。
アメリカのように、現金を「お金を増やす特性のある」資産に変えるべき。
この事実を基に、自分の資産構成(資産ポートフォリオ)を見直してみよう。
ってことで、18年5月の資産ポートフォリオ↓
日本、アメリカ、イギリスの家計金融資産の推移
もう1つ。
「イギリス」のデータもあったので、載せておく↓
20年前と、今の運用リターンの比率について↓
- 日本 ⇒ 1.2倍
- アメリカ ⇒ 2.4倍
- イギリス ⇒ 1.7倍
やはり、日本人は、資産運用が苦手なんだよね。
けっこうヤバいと思うけど↓
これから、
- 日本の人口は減ってくるし、
- 経済力アップは見込めないし、
- 昔は、面倒をみてくれたが、今はNISAを見てわかるように、
- 「個人で投資をしてくれ」と
言っている状況だし。
なんだけど、個人の資産運用がへたくそ。
もちろん、私も(´・ω・`)。。。
それもそのはずで、金融や資産運用のことを誰も教えてくれない。
学校で習わないし。
変な先進国なんさな。
もう、矛盾しまくりの社会だわさ。
まあ、ここで愚痴っても、仕方ないけど。
じゃあ、この問題を解決するには?
結局は、個人が身銭を切って、学んでいくしかないんじゃないかな。
自分で、お金を払って実践した方が、はやく習得できるからね。
だから、20代のうちに、リスクを負って、投資しよう、って…
20代の株式/債券/投資信託の保有割合
金融商品として「株/債券/投資信託」があるよね。
いわゆる「紙(paper)」に相当する商品。
その「保有割合」ってのが「世代別」に出ている↓
左が日本で、右がアメリカ↓
見てわかるように、老人(65歳以上)の割合が、日本は多い。
一方、20代は、(もはや、20代ってのが、表示されていないんだけど、)
- 日本の39歳以下 ⇒ 2.3%
- アメリカの34歳以下 ⇒ 2.3%。
まあ、ここで表示されているのは「合計の資金力」だから、20代の「お金」が少なくて、影響力は小さいってのもわかる。
が、それでも、残念なことに、アメリカに比べて少ない。
最近の選挙で「自民」が勝って、国民の税金の負担がより大きくなってくるだろ(;・∀・)オイオイ。
20代のこれからの生きる時代が、どんどんきつくなる。
だから、あなたも「2.3%」の人材になってほしい。
もちろん、金融資産は、株だけではない。
不動産やビジネス投資、社債やソーシャルトレーディング、今だったら仮想通貨なんかもある。
将来を見据えて、今できることを実践していこう。
資金力が少なくても、今のうちにやれることは、あるはず。
目指すは、ファーストペンギン↓
引用…インベスターZ ←資産運用についてかなり学べます。
(ちなみに。先陣を切れという意味でね。)
これからも、投資で実績をあげていこう。
おわりに
以上「【家計金融資産がヤバい】金融庁のレポートから読み解く20代の資産運用」でした。
ホットな話題だけに、リアルな家計のポートフォリオに危機を感じました。
個人の資産運用に出遅れている日本ですが、いづれは個人投資家のレベルがアップし、アメリカのように、洗練された個人投資家が普及してくるでしょう。
ぜひ、あなたも「洗練された個人投資家」になってくださいね。
みんなで、国内の資産運用力を上げていきましょう。
読者にも、幸あれ~
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主に、ブログ更新のお知らせです。
おかげさまで「586名」を超えました。
いつもありがとうございます。
これからもガンガン発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
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それで、また。
こちらの記事を読んで、国が出す資料もきちんと見ていこうと実感しました。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
ぜひ確認してみて下さい。日本は素敵な国なのですが、問題はまだまだありますので…。