FriktionのVolts#04デルタニュートラル戦略の運用開始

 

とみます(@20tomimasu)です。

 

相場が上がっても下がっても、運用で稼げるのがオプショントレード。

その中でも、カバードコールやデルタニュートラル戦略は有名な手法で。

 

私自身も裁量で取引しているが、

SolanaネットワークのFriktion(フリクション)では、暗号資産の原資産に対して、自動プログラムで処理してくれるみたい。

 

けっこう面白そう?

簡単に、まとめておきます。

 

Friktion(フリクション)とは

 

 

一言でいうと、

  • オプション戦略を駆使したDeFiサービス

 

いくつかのオプション戦略が採用されており、まずはウェブサイトを見ていこう。

今見たところ、4つあったので、1つずつ、確認していく。

 

Volt #01 カバードコール

Friktion220430-1

引用…https://app.friktion.fi/income

 

例えば、暗号資産の1つSOLの原資産に対して、カバードコール戦略で取引してくれるプログラム。

そのAPYは、31.0%と表記されており。(利用者としては、資金を預け入れる仕様。)

 

まあ、原資産のボラティリティを考えると、あながち、妥当な利回りか。

特に、暗号資産は、上げ下げが大きいので、その辺のリスクは十分に承知した上で。

 

ちょうど買い勢力が弱い今のタイミングは、ありだね。

特に、暗号資産を保有している人は、評価額の下がるリスクが十分にあるので、カバードコール戦略はありがたい。

 

ちなみに、カバードコール戦略とは、原資産のロングポジションを持ちつつ、コールショートを仕掛けること。

プレミアム価格が期日を迎えるごとに、チャリンチャリン入ってくる仕組みだ。

 

リスクとしては、暗号資産が爆上げした時。

これが、けっこうに頻繁に起こるので、持ち続けるのはナンセンスかな。

 

原資産として、どの通貨を選ぶのかも、ミソかも。

まあ、レンジ相場や下降トレンド時に、仕掛ける戦略だね。

 

次を見ていこう。

 

Volt #02 プットショート

Friktion220430-2

引用…https://app.friktion.fi/stables

 

キャッシュカバードプットとも表現されており。

ざっくりいうと、

  • アウトオブザマネーのプットオプションを売却すると同時に、オプションの行使価格に達した場合に、原資産を購入するために必要な資本を確保しておくこと。

 

まあ、お金持ちのプットショート戦略よ。

小資本がやると、インザマネーになったときに、資金ショートして、借金を背負うやーつ。

 

まあ、資金100%担保しておく前提の話なので、滅多に起きないとは思うが。

 

仮に何か起きたときの、暴落時に安く買えるくらいのニュアンスか。

それまで、プットショートのプレミアム価格がチャリンチャリン。

 

Volt #03 ショート両建て

Friktion220430-3

引用…https://app.friktion.fi/crab

 

Crab(カニ)と表現されており。

右図のように、BTCが範囲内で推移すれば…

と書かれているので、ようは、アウトオブザマネーのコールとプットの両建てショート戦略と認識した。

 

これも想定の範囲内で動けば、めちゃくちゃ利回りは良いよね。

ただ、BTCの34000ドル~42300ドルって、けっこう範囲が狭く感じるんよね。

 

抜けるときは、ビューンって。

なので、これも恐いかな。

 

Volt #04 デルタニュートラル戦略

Friktion220430-4

引用…https://app.friktion.fi/basis

 

原資産のSOLをロングし、

デルタをゼロにするように、(デルタニュートラル)

SOLを借りてショートする模様。

 

ホワイトペーパーには、詳細が書かれていなかったので、できたばかりのサービスなのだろうか。

イメージとしては、カレンダースプレッドが浮かんだが、ちと違うのか?

カバードコールのレバレッジ(借入れ)運用の方が近いか。

 

#01との違いは、USDCでエントリーできて、借入れ運用なので、資金効率がこっちの方が良さそう。

ということで、試しに、こっちに資金を少しだけ入れてみる。

 

Friktion220430-5

↑Phontom walletにて接続し、#4 Voltを選択すると、預金額を選択できる。

1200USDCを入れてみた。

 

Friktion220430-7

↑Portfolioに反映されており。

毎週の水曜日の夜が、運用開始/SQ日だね。

 

また、運用経過を確認していければ。

 

おわりに

 

以上「FriktionのVolts#04デルタニュートラル戦略の運用開始」でした。

 

去年からオプションDeFiに注目していますが、いよいよ、ここまで来ており!

ただ、どこにこの暗号資産オプションの流動性があるのか、不思議に思いますが…

 

戦略としては、十分に歴史のあるスプレッドなので、気長に経過を楽しみにしつつ。

暗号資産でもオプション運用できると、運用の幅が広がりますね。

 

それでは、また。

「普通の会社員」こそ 安定した副収入が得られる 不動産投資を

「安定した不労所得」の仕組みを作り、給与を超える家賃収入で、経済的自由を手に入れる方法はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です