とみます(@20tomimasu)です。
7月末から順次、先物・オプション取引の必要証拠金が増えていくようで。
今年の3月、コロナショックで破綻者が続出したからだろうか…?
スケジュール、対象商品、背景と目的。
簡単に、調べていきます。
先物・オプションの取引証拠金の水準が引き上げ
20年3月6日、日本証券クリアリング機構より↓
>>【投資者の皆様へ】先物・オプションの取引証拠金の水準が引き上げられます。
*日本証券クリアリング機構は、日本取引所グループの子会社。
- 通称:Japan Securities Clearing Corporation (JSCC)
最近は、商品デリバティブの清算に関する信用力を高めているようで。
んで、小資本のオプショントレーダーにとって、厄介なお知らせが。
簡単にいうと、
- オプション取引に使用する、必要証拠金が段階的に増えていく
ということ。
くー、
まじか。
私みたいな
- かつかつトレーダー (スプレッドを組むのに必要な証拠金が、ぎりぎりなトレーダー)
にとっては、かなりキツイ。
エントリーすらできなくなる可能性が。w
まあ、もともとは、お金持ちが行うトレードなんだが。
(小資本でも、実践的な金融リテラシー身に付けたいじゃない。)
早速、内容をチェックしていこう↓
取引証拠金の引き上げスケジュール
引用…別紙1_先物・オプションに係る取引証拠金の水準引き上げについてのご案内
↑この図が分かりやすかった。
- 20年7月27日(月)~ 見直し前の約1.1倍
- 20年8月17日(月)~ 見直し前の約1.3倍
- 20年9月14日(月)~ 見直し前の約1.4倍
こんな感じに、順次、水準が高められていくのだそう。
夏には、1.4倍か…
けっこうな上げ幅で。
対象商品
- 日経225先物
- 日経225ミニ
- TOPIX先物
- マザーズ先物
- 日経225オプション
- 有価証券オプション等
大阪取引所に上場している先物・オプション(有価証券関連デリバティブ)
- 日経225オプション
だけでなく、先物もだねー。
なんでこのタイミングなんだろ?
コロナショックで破産者でも続出したのだろうか? w
リスク管理の高度化が目的?
このPDFに詳しく書いてあった↓
引用…別紙2_先物・オプションに係るSPANパラメーター算出方法見直しの背景と変更ポイント
めちゃくちゃ難しい言葉を使うな…
ざっくり、
- JSCCの存在感PR
- 諸外国と比べて遜色ないリスク管理を
かな。
文章の中に、いくども、
- 破綻参加者
と言葉が使われていることから、
やっぱり、コロナショックの影響か。w
タイミングもピッタリだし。
んで、
SPANパラメーターの算出方法を見直すそうで。
そもそもSPANとは…
当時の初々しい自分が懐かしい。w
けっきょくあれだ。
難しい算出式から出されるので、考えるのを放棄したやつだ。
新方式を見てみると、
参照する期間が長くなっている。
どうも、コロナショック時において、
- 相場急変による証拠金急増が、更なる相場変動をもたらした
ので、
- それを抑制する仕組み
と理解した。
参照期間を長くすることで、各パラメーターは丸くなるのかな。
とりあえず、実践しつつ、感覚を身に付けていければ。
おわりに
以上「先物・オプションの取引証拠金の水準が引き上げ」でした。
自身でのリスク管理は当たり前にしても、
運用ルールの中で、より保全される形に向かうのね。
個人からしたら、その方が安心だが…
その分、必要証拠金が増えるので、ただただ、頭でっかちな小資本はキツく。w
まあ、柔軟に対応していければ。
読者にも、幸あれ~
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