3-5 「働く」と「ビジネス」の語源とは
こんにちは、読者の富を増す、とみますです。
今日は「働くとビジネス」の語源について。
知っているようで知らない人も多いのでは?
このブログを読んだ後のあなたは「働くとビジネスの違いを正しく説明」できるようになるでしょう。
それでは、どうぞ。
きっかけ
以前に、参加したセミナーの講師が、こう言っていた。
- 働く ⇒ 「傍(はた)を楽にする」こと
- ビジネス ⇒ busy+nessで「忙しくない」こと
本当なのだろうか。
特に「busy+ness」で「忙しくない」と言っていることが良くわからない。
実際、調べてみると、nessに否定的なニュアンスはない。
lessの聞き間違いかなー?
結局は、自分で調べて納得する必要があると思ったので、ブログにしました。
働くとは
「働く」を調べてみると、「傍(はた)を楽にする」とある。
どうやら、こっちは正しいようだ。
「傍」は「周りの人のこと」を指すらしい。
だから、「働く」とは「周りの人を楽にする」こと?
なんとなく合っていそう。
他人を楽にするために、自分が代わりに動いて、お金という対価をもらう。
資本主義の根本的な考え的な。
なんとなく、腑に落ちる。
だけど、なんとなく恣意的な感じがするよね。
実は「はためく」から?
そこで、さらに調べてみると、「働く」の語源は「はためく」からも来ているらしい。
ここで言う「はた」とは、ハタハタ?という擬態語らしい。
たとえば、鳥が「ハタハタ」と羽を動かす的な。
…余計にわかんなくなったぞ。
つまり、「働く」とは「本人がハタハタと一生懸命に他人を楽にすること」かな?
ただただ、本人はつらい。
なんか「会社員」っぽい。
そうはなりたくない。
一方、ビジネスはどうだろうか。
ビジネスとは
これは、毎度おなじみの「ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY」で調べてみた。
「business」を検索する。
すると、昔は「bisignes」という言葉が、語源だったらしい。
んで、この「bisignes」の意味は、care, anxiety, occupationとある。
それぞれ、
- care ⇒ 気にかけること
- anxiety ⇒ 心配
- occupation ⇒ 占有?職業?
最後の「occupation」はよくわからなかったが、最初の2つ「care」「anxiety」から想像すると、
他人を気にかけ、手助けること?
へー。
なんか思った以上に「ぬくもり」のある言葉だった。
つまり「ビジネス」とは「他人を気にかけ、手助けること」と解釈した。
おわりに
以上「「働く」と「ビジネス」の語源とは」でした。
それぞれ、語源から考えてみると、
- 働くとは「本人がハタハタと一生懸命に他人を楽にすること」
- ビジネスとは「他人を気にかけ、手助けること」
でした。
こう並べてみると、ビジネスの方が「温かみ」がありますね。
ビジネスマンって、今まではクールな気がして、あんまり使いたくない言葉だったけど、意外に「温かい」言葉であることに驚きました。
一方、働くは、本人自体は楽しそうじゃありません。
これからは、「~で働いています」というよりは、「~というビジネスをしています」って言おうかな。
口にする「言葉」って結構大事で、言葉が「現実」になったりしますもんね。
皆さんも、語源を理解して、言葉を使い分けてみてはいかがでしょうか。
今日も最後までありがとうございました。
ライン@登録の方もよろしくお願いします。