4-23 2017年06月-日経225オプション取引結果-「レシオ」で大失敗、3つの失敗要因とは
こんにちは、読者の富を増す、とみますです。
今月のSQ日が過ぎたので、日経225オプション取引の「月次報告」をしていきます。
市場としては、先月から今月にかけて、日経平均株価は「大きく上下」しました。
このような相場の中、今回「大失敗」しました。
その要因について「しっかり」と復習していきましょー。
それでは、どうぞ。
どんな「大失敗」をしたのか
今回仕掛けてあったのは、通常通りの「レシオスプレッド」戦略。
4/18、相場としては下落していた。
わたしは「もっと下がるだろう」と予測し、「アウトオブザマネー」の「コール」の「レシオ」を仕掛けた。
だが、予想に反し、見る見るうちに、「日経225」は上昇していった。
失敗の要因① いつもと逆のタイミング
そう、まず最初の失敗は、使っている戦略は「レシオ」にも関わらず、「プレミアムの低いとき」に仕掛けてしまった。
いつもは、こういう場合「プット売」のレシオを仕掛けるのだセオリーだが、「暴落」を予測し、「コール売」をしかけた。
それが、そもそもの失敗だった。
いつもと違うことは、しないほうがいい。
ただ、幸運にも仕掛けていたポジションは、「C-200売」という、かなり離れた「アウトオブザマネー」。
5月のGWの急上昇でいったん「やばい」と感じたものの、すぐに下落していった。
だが…
失敗の要因② 利益確定をしなかった
そう、ロサンゼルスから帰宅後、仕掛けた「コール売」の価格は「ほぼゼロ」まで下がっていた。
なのに、そのときに売ってあったポジションの「買戻し」をしなかったのだ。
そう「利益確定」をしなかった。
もともと、「レシオ」戦略は、仕掛けたタイミングで「利益額」が決まっている。
だから、早く「利益確定」することが「正しい判断」である。
なのにだ、そのときは、「まー、大丈夫でしょー。」という感じで、特に何もしなかったのだ。
その油断が命取りとなった。
そのあと、もう一度「日経225」は、急上昇していった。
「あー、どんどん、損失額が増えていく…」
「まーレシオだし、SQ日に「200から215まで」の間にあれば最も利益が出るし、大丈夫っしょ」
と、本来の目的を置き換えてしまった。
それが、さらなる悪夢を招くことになる。
失敗の要因③ キャパオーバー
そのときの状況をみてほしい。
ちょうど1週間前、日経225は20200を超えてきた。
そう、仕掛けた「レシオ」のキャパオーバーと言えばいいのか、「コール215売」を越えてしまったのだ。
そのときのスクショはないので、仮に「07C200」のチャートで説明する。
①が、さっき言った「利益確定をするべき」タイミングである。
んで、②が約1週間前の「20000円への暴騰」のときである。
GWの暴騰が左の山で、それよりも「さらに急上昇」した。
「やばい」
そこで、私は損失を確定した。
それは「これ以上、上昇した場合、損失が無限大」だから。
その不安に耐えれなかった。「不安で不安でしかたがなかったのだ。」
結局、そのあと、相場は「調整」を迎え、上昇することはなかった。
チャートのように下落していった。
ただただ、私は「無駄に高い所」で「大きな損失を確定」しただけだった。
うん、その額…
仕掛けたポジションを差し引き、合計-120,997円。
そうマイナス約12万円。
うひゃー。
今までの利益額が「全て吹き飛んだ」。
そう、3つめの失敗の要因は「精神的に耐えれなかった」ことと、「損失を少額で確定できなかった」点である。
なぜ、こんなに「急上昇」したのか
今までの傾向では、日経2万円を越えるときは「ドルに対して円が115円以上のとき」だ。
今は約110円である。そう円高。
なのに、なぜそこまで上昇したのか。
私が信頼している経済レポートによると「異常である」とのこと。
一部報道では「トランプ氏政権のリスクオフ」や「2万円前のもじもじを機関投資家が爆発させた」とある。
本当だろうか。
「結局のところ、全くわからない。」
個人的には「中国がビットコイン」を爆買いするように、「日本株」を爆買いしたのではないか、とも考えている。
根拠はないので、これは信用しないでほしいが、とにもかくにも「異常」である。
なので…
これからについて
そう、こういう場合は、「大きく相場が動く」ことが予想される。
それは、
- 異常である「高値」が正常な位置に戻る。
あるいは、
- そもそも今が正しくて、これからも「ぐーん」と伸びていく。
この数か月で、どちらかが起きると考えている。
私としては「前者が正しい」と考えているが、ポジションとしては今後「相場が大きく動く」に備え、そのためのオプション戦略を仕込んでいく。
すでに、7月分は、「6月」を犠牲にした際に、仕掛けた「ポジションの利益」を確定し、「暴騰」に備えている。
↑さっきの図の真ん中2つ。
急落に対しても、安値の「プット買い」をし、「暴落」にも備えた。
これで、7月は安心して相場を眺めることができる。
ここ数か月間は、このような戦略を使っていく予定である。
おわりに
以上「2017年06月-日経225オプション取引結果-「レシオ」で大失敗、3つの失敗要因とは」でした。
失敗の要因は、
- いつもと逆のタイミング
- 利益確定をしなかった
- キャパオーバー
でした。
どれか1つでも行えばよかったものを、それができませんでした。
強く反省しています。
だから、これからは絶対に、
- 「SQ日を迎えなくても、必ず利益確定を事前にすること」
- 「自分の許容できる損失額を決めておき、必ずロスカットすること」
を必ず行っていきます。
読者の皆さんも参考にしてみてください。
今回の失敗で「今までの全利益」が吹き飛んだため「1からのスタート」となります。
これからも、地道に「月利2%」を目指していきますので、応援の方もよろしくお願いします。
今日も最後までありがとうございました。
この記事は「1か月後に」見れなくなるので、ライン@登録の方もよろしくお願いします。
むずかしく感じたことは、昔のブログで詳細に説明していますので、確認してみてください↓
「カプランのオプション売買戦略」とは、これから「日経225オプション取引」を実践していく