リンクスリサーチの小野さんに。「成長企業の長期投資」とは
とみます(@20tomimasu)です。
先日、ひょんなことがきっかけで、リンクスリサーチの小野社長の話を聞けました。
「成長企業の長期投資」とは。
加え、企業の開示資料や指標の見方など、ざっと学びました。
ん?
実は、投資家だけでなく、会社員(従業員)にとっても、大事なスキルかも。
ざっくり、まとめておきます。
これまでの個別株への投資
小資本の私。
これまで、資金力がモノを言う、個別株は、極力避けてきた。
あと、ライバルが多そう。
どれだけ調べても、企業や専業投資家には、勝てなさそうな。
…えぇ、食わず嫌い。
そこで、一新すべく、今日は、千葉から東京へ。
あと、凄い人の話を聞ければ、モチベーション上がるんじゃね?
ってことで。
リンクスリサーチの小野さんとは
個人投資家に有益な情報を。
2017年に、リンクスリサーチを設立。
その代表が、小野 和彦(おの かずひこ)さん。
どんな事業をしているかというと、
- 投資に関するスクールの企画
- 理数教育に関する業務
- 企業価値の算定に関する業務
- 投資に関するセミナーの開催
- …
などなど。
まあ、あれだ。
この道のプロよ。
多分、見た方が早い。
この圧倒的な質と量を。
個別株に対しても、かなりストイック。
たとえば、最近だと、
うへー。
途中で挫折するレベル。
ぬぅ。
ここまで、やらなければならないのか…。
と思う反面、ポイントを押さえれば、行ける?
ってことで、参考になった、ポイントをメモメモ。
まず…
投資家ラットレース状態?
会社員としてじゃなく。
投資家として。
情報過多の現代。
投資の情報を追っかけ周ってないかーい? と。
ぎくり。
会社員ラットレースから抜け出すために、投資をしているのに、知らぬ間に、投資家ラットレースに…なんてことも。w
まあ、あれだ。
- 身銭を切って、自分緒スタイルを確立してけよ
ってことか。(勝手な解釈が多いので、悪しからず。)
成長企業の長期投資とは?
ちなみに、私の投資スタイルは、
- ガンガン行こうぜ
若さを生かし?、高めなリスクに挑んでいる。
(オプション、CFD、FXなどなど。資金は、少ないけど。)
一方、小野さんのスタイルは、
- 成長企業の長期投資。
ざっと、言うと、
- 企業を、とことん調べて、納得がいくなら、いつ買ってもいい。
- 売るときは、シナリオが崩れた時。それ以外は、売らなくてもいい。(一生持ってろ。)
ぬおぉぉ。
まじか。
テクニカル分析から学んできた、私にとっては、衝撃が。
まあ、あれだ。テクニカル分析よりも、ファンダメンタルズの方が難しいって言うし?
先を見据えて、
- こういった投資方法もあるんだなー
ってな感じで。
と、その前に。
財務情報は氷山の一角
企業は発信する、財務情報のあれこれは、
- 氷山の一角
だと。
表面的な情報に惑わされないように。
それを理解した上で、財務情報を読み込んでいくこと。
他にも、
- 離職率
- 給与水準
- …
ヒトの資産も大事。
分からなければ、電話する。
もっと言えば、小野さんらは、企業に取材を行っている。
うへー。
足を使った情報なんだね、うん、納得。
売上総利益率とは
- 売上総利益率は、付加価値の高さ
悩んでいる人を、解決しているほど、付加価値は高い。
売上総利益率は、ビジネスモデルによっても違ってくる。
ざっと、
- 車メーカー→低い
- 食品→まあまあ
- 化粧品→高い
(*ただし、企業によっても、異なる。)
あと、いきなりビジネスモデルは変わることは少ないため、大体、毎年、同じような値になる。
そういったバックグラウンドを抑えた上で、変化を読み取る。
今、この企業は、
- 広告に力入れてんなー
- 人材に投資してんなー
- …
みたく。
そんな感じに、自分の勤め先を見てみると、面白いかも。
というのも、勤務先の事業性が、心配だったということもあり。セミナー後、速攻でチェックしたわ。w
企業×決算短信の読み方
①ググる。
まず、
- 「企業名 短信」
で、検索する。
すると、
- 投資家向け情報
などで、「決算短信のPDF」が列挙されているはず。
それを見ていく。
②日本基準(連結)を確認する。
次に、
- タイトルの最後、日本基準(連結)であるかどうか。
これが違ってくると、そもそも比較ができない。
大抵は、日本基準(連結)。
③基本情報+現金をチェックする。
次に、
- 売上高の推移
- 営業利益の推移
- 経常利益の推移
- …
を、ザっと確認。明らかに、違和な推移があった場合は、必ず調べること。
んで、お、これは、使えそうってのが、
- 現金の推移をチェック。
やっぱり、成長している企業は、現金が積んでいくのだそう。
- 現金増える →ビジネスへの投下金が増える、株主に還元したりも →株価上がる
ってな感じ?
④セグメントをチェックする。
あと、その企業が、どんな事業ポートフォリオを持っているか。
- セグメント事の売上高や資産をチェック。
うちの会社…
ん? それぞれの売上がそこそこで、均一に分散してんな。
思ったよりも、優秀な経営がされているのかも?
会社員だと、自分のセグメントしか、接点ないから視野が狭くなってかも。反省。
ってな感じに、俯瞰できるかもよ。
…あと、他の企業にも、適応できるね。
企業のビジネス性の体力? を、推し量れる。しかも、数字でちゃんと。
セグメント毎に、概況も書いている。
これ見れば、その企業の理解がかなり進みそうな。
自分でいうと、私の月次報告と同じか。冗
>>とみます短信
これからも続けようっと。
⑤投下資本に対する利益率をチェックする。
セミナー後半で、時間が足りなかったけど…
最も大事なのが、
- 投下資本利益率 (Return on Invested Capital)
通常、ROIC、ロイック。
確かに。
資金を投下して、どれだけ、利益が出ているか…
大事そうな。
私も、資金(証拠金)を
- オプション
- CFD
- FX
- …
最初に、投下している。それぞれ生んでいる利益を、それぞれ明記して…
まあ、企業も同じで、シンプルに考えた方がいいってことね。
そんな感じに、気になった企業を調べつつ、さらに、自分でも短信っぽいものを作れれば、面白そうな。
まず、この5つを。
そもそも「短信」を見たことがなかったので、できることから。
おわりに
以上「リンクスリサーチの小野さんに。「成長企業の長期投資」とは」でした。
まあ、あれだ。
短信素人の話なので、2割も伝わってない。
しばらく、彼らのブログ? 企業分析をチェックしていければ。
>>みんなの運用会議
あと、この前読んだ、バリュークリエイトの三冨さんに近い、考え方かも。
まずは、1つ。
成長株を見つけて、投資できれば。
読者にも、幸あれ~
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たまに、キャンペーンなども(*´▽`*)。
おかげさまで「990名」を超えました。
いつもありがとうございます。
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それでは、また。